不登校専門コーチ

小松範之です。


このたび、不登校の件で

ある小学校を訪問してきました。


別の小学校にも、同様に

訪問したことがあります。


訪問した目的は、

フリースクールと学校とで

情報共有をするためです。


情報共有をするということに対して、

学校は、理解を示してくれます。


しかし、どの小学校にも

共通している反応があります。


それは、

「不登校生徒や、お母さんに、

どう接したらいいのか分からない」

という反応です。 



それはそのはずです。

不登校になる原因は

一人一人みんな違います。


不登校を選んだ本人でさえ、

原因が分からない、というケースも

しばしばあります。


最近、不登校の原因として

注目されている

発達障害によるものだったとしても、

その研究はまだまだ黎明期です。


だから、

「このタイプの生徒には

この教育法が効く!」

という完成されたマニュアルなんか

学校にはないのです。


もちろん、

フリースクールにも家庭にも

不登校支援のマニュアルはありません。


では、どうしたらいいのか?


仮説に基づいてトライ&エラーを

繰り返していくしかありません。


自分で考え、仮説を立てる。

仮説に基くアクションを実行し、

効果を検証。


うまくいけば次のステップに進み、

うまくいかなければ、修正する。


その繰り返しです。


煮物に例えるなら、

味見をしながら

醤油やみりんを足していくってことです。




ただ、教育の場合、難しいのは

効果をどうやって測るのか?

ということです。


不登校生徒の

何がどうなったら、成功なのでしょうか。


テストの点数が上がればいいのか、

出席日数が増えればいいのか、

1日にこなす課題数が増えればいいのか。



一体、どれでしょう?


そんな時は、

原点に帰って考えてみましょう。


つまり、教育の主人公である

子どもの目線です。


子どもの目線は、簡単です。

ズバリ、「楽しいかどうか」。


まずは、

楽しいと思えることが

本人にとっての正解なのです。


本人が楽しいと思えることを

親が認めてあげれば

子どもは、自分の選択に

自信を持てるようになります。


その結果、不登校生徒が

自ら学校へ戻ることもありますし、


家庭学習やフリースクールで

学び続けることもあります。


少なくとも、まなポートでは

どちらのケースも存在します。


大事なのは、本人にとって

教育を受けることが

楽しいかどうか、

なのです。


子どもの目線に立ち返れば

学校も親も、

子どもにどう接したらいいか

がわかります。


そうすれば

仮説を立て、検証する手がかりが

つかめるはずです。


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