不登校専門コーチ

小松範之です。

 

 

こちらの動画でお話しした通り、

私が今、直面している問題があります。

 

 

 


それは、

家庭で我が子に勉強を教えること

です。


私は、

勉強と向き合ってくれない我が子に対して

怒りや落胆を感じています。


学校に行く以上は、

予習・復習をしていくべきだと

考えているからです。


なぜなら、学校は

勉強をするところですから。


ところが、うちの子は、

学校へは行くものの、勉強を極度に嫌がります。


だから、毎日、

子どもが勉強をする時間になると

子どもと私との駆け引きが始まります。


論理的に対応しようとして

子どもにはぐらかされ、挑発され

それで結局、疲れてしまうのです。


もう2週間以上、

そんなことが続いています。


今朝は、子どもの顔をみても

全く可愛いと思えなくなっていました。


「これは、精神的にキテるな~」

と自分でも思いました。


心がボッキリと折れたのです。


そんな時、この本を読みました。

 

この本によると、

人工知能の目指す姿は

完全無欠の合理性ではなく、

感情に左右されることだそうです。


人工知能が

「疲れた」「しんどい」「つらい」

といって動けなくなることが

大事だというのです。


その理由は、

人工知能の目的(=人の役に立つこと)

を達成するためには、

自分の不具合を人間に伝える必要があるからです。


そのとき、

「しんどいので5分休憩させてください」

と伝えた方が、

人間には直感的に理解しやすいというわけです。


もしも、「心が折れ」なくて、

ひたすら合理的に無休で動き続ける人工知能は

修理の機会を逃し、壊れてしまいます。

 

そうなると、目的である

人の役に立つこと

が、できなくなります。

 

だから、人工知能は

心が折れることを目指して

進化していく、といいます。

 

逆に、人間が感情を無視して

合理的・論理的に進んでいくことは、

もはや意味がない。

 

なぜなら、それは人工知能が

得意としていることだからです。


・・・そんなことが同著には

書かれていました。


私も、いつの間にか、

ついつい思い込んでしまっていました。


「何があっても

論理的・合理的に解決しなければいけない」

と。


そのため、自分の感情を無視し、

我が子の感情も無視して

ひたすらに合理性を求めてしまっていました。


息子が私を追い込んでいたのではなく、

自分が自分を追い込んでいただけでした。


しかし、同著を読んで、こう思いました。


「心が折れている自分は、人間なんだ。

そして、勉強に対して

心が折れている息子も人間なんだ。

感情を味わうって素晴らしいな。」

 

そうして、とりあえず

まなポートのみんなで

作曲しました。

 

感情を曲にしてみたら、

なんだか名曲の予感でした。

 

 

イベント開催のお知らせ

「第5回 不登校茶話会」

日時:4/26(金)13:30~15:30

場所:周南市立徳山駅前図書館3F

参加料:無料

申込締切:4/25(木)

定員:15名

お申込み:

まなポートHPお問い合わせフォームから。
http://manaportschool.wix.com/manaport

 

 


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【小松範之プロフィール】

1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。

不登校専門コーチ、通信制高校「山口精華学園高等学校」周南校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。

ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。

コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。

趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。

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info.noriyuki.komatsu@gmail.com まで。