不登校専門コーチ
小松範之です。
あなたは、
子どもの命と、習い事と、
どちらが大事でしょうか?
もちろん、
子どもの命だと思います。
そもそも、
子どもが命をなくしてもいいから
習い事には行くべき!
という主張は自己矛盾しています。
死んでしまったら
習い事にも行けませんから。
さらに言えば、
最初から人の命は
何かと比較できません。
人の価値は、
測りようがないからです。
このように考えると、
子どもが死ぬほど
嫌がっている習い事に
無理矢理行かせるということが
どれだけ自己矛盾しているか
分かりますね。
ところが、
多くの親御さんが
子どもの命より習い事を
優先しています。
その言い分は、こうです。
「月謝を払ってあげているんだから」
「送迎のスケジュールを
組んであげたんだから」
「あなたのために
習わせてあげているんだから」
などなど。
これらに共通しているのは
親の都合だということです。(下へ続く)
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(続き)
確かに、
大人が時間やお金を工面するのは
大変なことです。
だから、
「行きたくない、なんて言わせない」
と親が思うのも分かります。
だけど、そもそも
親がお金や時間を工面してまで
子どもにスキルを身につけさせたいのは
なぜでしょうか?
子どもが生きていく上で
スキルが役に立つ
と考えるからです。
子どものため、です。
ならば、子どもの都合を
無視はできません。
子どもには子どもの都合が
あります。
「今日は習い事より
ゲームをしたい」
「習い事に飽きた」
「スケジュールがビッシリ過ぎて
疲れている」
など。
子どもも1人の人間ですから、
いろいろあって当然です。
だから、本当に
子どものための習い事であるならば
このような気分のムラがあることを
初めから予測に入れておかなければならないのです。
そして、
習い事にその日行くかどうかは
子どもが決めます。
「死ぬほど嫌と言ったって
本当に死ぬわけじゃないでしょう?
だから、嫌がっても無理矢理
連れて行けばいいんですよ!」
という反論もあると思います。
しかし、日本が世界有数の
子ども自殺大国であることを
忘れてはいけません。
警察庁の発表によると
2017年の自殺者は、2万1321人。
児童・生徒の自殺は
過去30年で最多になりました。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.bbc.com/japanese/amp/46106033
日本の子どもは、
どんどん追い詰められてきているのです。
誰に追い詰められるかといえば、
親です。
なぜなら、
親は、子どもの誰よりも近くにいて
価値観を左右するからです。
「僕は私は、
生きているだけで
素晴らしい」
と子どもが思えるかどうかは、
親が決めるのです。
かく言う我が家も
早急に対策を考える時期にきています。
9歳の息子が
「僕なんか生きている価値がないね…」
と言い出したからです。
うまくいっていると思っていても
いつのまにか子どもがこんなにも
絶望してしまう世の中です。
子どもにとって社会は
差別や偏見で満ちています。
そこから子どもを守ることができるのは
家庭です。
だから親である私が
子どもの自己肯定感を
意図的に上げていかなければ
いけません。
親というのは、
未来の社会を作っていく
誇りある仕事です。
私たち親は、
最高の子育てを通して、
差別や偏見のない住みやすい社会を
作ることができます。
その原点を常に思い出せば
本当に大事なものが何かは
わかるはずです。
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★第4回 茶話会「不登校、もう悩まない」
日時:3/27(水)13:30~15:30
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参加料:無料
飲み物は、各自持参
駐車場は、ツタヤ図書館をご利用ください。
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【小松範之プロフィール】
1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。
不登校専門コーチ、通信制高校「山口精華学園高等学校」周南校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。
ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。
コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。
趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。
不登校専門コーチングHP
https://infonoriyukikomats.wixsite.com/coaching