さて、中編です。




「誰にどれだけ相談しても

次に取り組むべき具体的なことが

分からないから不安になる。」





これは、まさに的を得た指摘です。

なぜなら、

脳の仕組みに適っているからです。


不安は、将来の出来事に対する恐怖です。

恐怖は、脳の扁桃体で生み出されます。

この、ナッツほどの大きさの扁桃体は、

恐怖や怒りなど原始的な感情を

司っています。

いわば「ワニさん脳」です。


一方、具体的なアクションをする時、

人間は論理的思考をします。


この論理的思考は、脳の前頭前野で

生み出されます。

前頭全野は、その名の通り

オデコの裏側にあります。


論理的思考ができるのは

生物のうち、人間だけ。

いわば前頭全野は「人間脳」です。


脳の働きとして、

人間脳が働いているときは

ワニさん脳は沈静化します。


例えば、

「店長は嫌いだけど(感情)

給料がもらえるから(論理)

パートに行こう」


とお母さんが考えるのは

人間脳がワニさん脳に

勝った結果です。


つまり、

論理的思考をすることで

不安は消えていくのです。


自問自答の中で、このことに気づいた

前述のお母さんは、

素晴らしいと思います。


不安と論理的思考の仕組みについて

詳しくは、

こちらの本を読んでください。






まとめると、こういうことです。


不登校のことで不安になったら、

具体的な情報を集めればいい。


そうすれば不安は消えるので、

具体的なアクションに

取り組んでいけばいいだけ。


…なのです。


お子さんにとって、

どっちのお母さんがいいでしょうか?


不安がって沈んでいるいるお母さんと、

具体的アクションに健やかな気持ちで

取り組んでいるお母さんと。



では、具体的な情報とは何か?

それは、コーチングを学ぶことです。

その理由を、後編でお話しします。







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【小松範之プロフィール】

1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。

不登校専門コーチ、通信制高校「山口精華学園高等学校」周南校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。

ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。

コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。

趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。

不登校専門コーチングに関するお問い合わせ・ご依頼は

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