不登校専門コーチ

小松範之です。






新年が明け、さっそく

進路相談を受けました。


不登校に悩むお母さんは、

子どもの夢に対して

どう向き合ったらいいでしょうか?


結論を先に言うと、大事なのは

この2つです。


・「食える・食えない」で判断しない。

・中立的な立場から、事実に基づく

情報提供を子どもにする


「そんなこと言って

うちの子が将来食えなくなったら

どうしてくれるんですか!」


と思うお母さんもいるかもしれません。


では、質問です。


そもそも、食えるとは

どういう状況のことですか?


多くの場合、食えるとは

衣食住を賄うという意味でしょう。


ならば心配いりません。

日本にいる限り、どんなに転んでも

最低限の生活はできます。


生活保護などの制度はあるし

バイトだって無限にあるからです。


ちなみに、こちらのサイトによると

東京在住の単身世帯で生活保護の支給額は

137,400円だそうです。


おカネちゃん


また、バイトでも食えます。

時給が810円だったら、週5日、

8時間働くことで129,600円/月。


来日している留学生などは

片言の日本語でバイトをして、

しっかり自活してます。


つまり、日本にいる以上、

どうしたって食えるのです。


それでもまだ不安なら、

試しに、今までの不登校生徒が

どんな職についたか

調べてみるといいでしょう。


フリージャーナリストの

江川紹子さんが

不登校経験のある大人に

取材をした本が参考になります。




これによると、

不登校生徒が大人になって

様々な職についていることが

分かります。


例えば

・旅行会社の支店長代理

・二級建築士

・高齢者ホームヘルパー

・財団職員

・主婦

・料理人

…などなど。


取材に答えた上記の人たちは

不登校経験があっても

大人になって

食えているわけです。



ということは、

子どもの夢を、

「食える仕事かどうか」で

判断する意味がないですよね。


将来、お子さんは

どうしたって「食える」わけですから。


また、仮にお母さんが、

私には将来儲かる仕事が分かる!

というのなら、

お母さん自身が転職すれば

いいでしょう。


(ちなみに、私は

月間100冊以上読書し、

新聞5紙を読んでいますが、


Googleやamazonでさえ、

5年後にはどうなっているか

予想がつきません。)


何より子どもは、

一人の人格として

自由に仕事を選ぶ権利が

あります。


やりたいことをやっていれば

仕事になっていきます。


子どもがやりたいことをやって

充実した毎日を送り、

世の中の役に立つ。


それを見守ってあげるのが親の役割です。 

「この子が心配だから」、と

親の決めた進路に進ませるのは

子どものためになりません。


だから、子どもの夢に対して親は、

中立的な立場でいましょう。

そして、情報収集の

お手伝いをしてあげましょう。







★茶話会「不登校、もう悩まない」

日時:1/23(水)13:30~15:30

場所:周南市市民活動センター(徳山駅前ツタヤ図書館3F)

参加料:無料

飲み物は、各自持参

駐車場は、ツタヤ図書館をご利用ください。

 

 

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【小松範之プロフィール】

1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。

不登校専門コーチ、通信制高校「山口精華学園高等学校」周南校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。

ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。

コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。

趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。

不登校専門コーチングに関するお問い合わせ・ご依頼は

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