小松範之です。
発達障害の人は、
他人の気持ちを読み取ることが
苦手です。
性格とかの問題ではなく、
生まれつき、脳がそういう仕組みなのです。
それに対し、
定型発達（いわゆる普通の人）は
他人の喜びに目を向ける素地があります。
素地がある、と書いたのは、
全ての定型発達者が
他人の喜びに関心を持つわけでは
ないからです。
ここで、
発達障害の支援が進んだ社会を
想像してみます。
それはどんな社会かというと
いわゆる普通の人が
発達障害の人を理解してあげる社会です。
つまり、普通の人が、
他人の喜びに目を向けるのが
当たり前、という社会です。
そんな社会になれば、
世の中は平和でしょう。
なぜなら、
他人の喜びに関心がある人は、
他人を傷つけないからです。
ところが、現状の社会は、
差別に満ちています。
まず、発達障害に対する理解が
まるでありません。
それどころか、
普通の人が、普通の人に対する
関心もありません。
例えば、
県の職員なのに、
県民の主張に興味なかったり。
そんなことをお話ししました。
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【小松範之プロフィール】
1978年生まれ。山口県光市出身。ＮＰＯ法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。
不登校専門コーチ、通信制高校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。
ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。
コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。
趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。
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