小松範之です。


つい先日、まなポートに、

2人の現役教師が、研修に来られました。
 

去年の夏にも、現役の中学教師が

研修で来られたことがあります。


今回、来られた先生は、

前回の先生からのご紹介もあって、

まなポートに来られたのです。


これまでに来られた先生たちの、

一致した意見。


それは、先生がたも、

不登校の対応をどうしていいか分からない、

ということです。


その原因は、立場に囚われてしまうからです。

不登校の現場には、多くの立場で大人が関わります。


保護者、先生、学校、行政。


そして、それぞれが、それぞれの立場で

解決を図ります。


ところが、どれも行き詰まります。


自分の専門領域を超えた行動を

起こすことができないからです。


自分が属する組織の立場を、

守らざるを得ないのです。


その立場に先生方も縛られて悩んでいます。

そんな中、ある先生が

素直に助けを求めて来たのは、

素晴らしいことだと思います。


「今後は、まなポートさんに

意見や協力を求めてもいいですか?」


もちろん、いいに決まっています。

なぜなら、そうすることで

不登校の子どもが救われるからです。


大人の素直さが不登校を救うのです。


まなポートには、先生がいません。

私は、教員免許も持っていません。

その代わり公的支援もないし、

責任は全て私が負います。


だからこそ、立場から自由でいられます。

つまり、自分に素直であるということです。


自分に素直であるということ。

これが実は、個人の人生を豊かにすることです。

素直でいれば、やりたいことはやるし、

やりたくないことはやらない。


こうして自分で自分を満しているから、

豊かなのです!


そして、満たされた個人が増えれば、

社会は良くなっていきます。


自分に素直な人は、

相手の自由も尊重できるからです。


19世紀のイギリスを代表する

哲学者、経済学者であるJSミルも

著書「自由論」の中でこう言っています。


(引用開始)

自分自身に対する義務という言葉は、

ただ単に思慮分別を持つことばかりではなく、

自分を大事にすること、

そして、自分を成長させることを

意味するものなのだ。

(引用終了)


人間というものは基本的に自由であり、

義務があるすれば、

自分を大事にすること、

自分を成長させることなんだよ、

と。


そのためには、

自分に素直でなければならないですよね。


そういう意味で、先述の先生が、

素直に助けを求めて来たことは

素晴らしいことです。


先生、あなたは、よくやっていますよ!

 

先生の素直さに、救われる子どもが、

きっといます。


私自身も、自分に素直かどうか、

常に問い続けています。


心を開いた先生たち・親御さんたちと一緒に、

まなポートは、子どもの素直さを育てていきます。

 

 

詳しくは、ライブ動画でどうぞ。

 

 

 

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【小松範之プロフィール】

1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。

不登校専門コーチ、通信制高校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。

ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。

コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。

趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。

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