小松範之です。

中学校の不登校が、かなりヤバイです。

山口県東部の某中学校に通う
(つい最近まで通っていた)現役中学生に聞くと、

その中学校では、

10人に1人の割合で不登校生徒がいます。


1クラス34人だとしたら、うち3人は不登校、

という状況です。

ちなみにその子本人は、

「お前みたいな奴は学校に来るな」

と先生に面と向かって言われたそうです。

それも他のクラスメイトの面前で。


 子どもが地域の学校に通うのは、

先生に呼んでいただいたからではありません

 

憲法に保障されている「教育を受ける権利」

を行使するためです。


だから、先生が「お前は学校に来るな」

とは言えないのです。


なぜなら、その発言は、

こういうことを意味するからです。


 「お前は教育を受ける権利を放棄しろ」


このことからも分かる通り、

今の中学校は、教育の本来の機能を

果たす場所になっていません。


先述の中学校では、保護者一同が

連帯して教育委員会に相談しよう

ということになっているようです。


しかし、それは焼け石に水です。

 

なぜなら、教育委員会は先生たちを

取り締まる機関ではないからです。


学校の改革は、学校にしかできません。

学校の改革をするには、民間出身の校長を

採用するなど、全く新しい視点を

取り入れる必要があります。


しかし、そんなことは、

それこそ教育委員会が許さないでしょう。


私の予想だと、例の中学校の不登校は、

さらに増えます。


不登校の率が1割から2割、3割へと

なっていくでしょう。


そして、これは全国的な流れでもあると思います。


 問題なのは、仮に学校が変わるとしても

10年単位で時間がかかるということです。


そして、その間、絶え間なく

新規の不登校生徒が生まれ、

苦しむことになります。


なぜなら、不登校生徒に寄り添った教育機関が

ないからです。


先述の生徒も、適応指導教室を

利用していましたが、辞めました。


なぜなら、そこは教育委員会が

運営しているからです。


学校の先生が嫌で学校に行けないから

適応指導教室を利用しているのに、


行ってみたら学校の先生がいる。


だから利用をやめたのです。


以上のことから考えると、

子どもにとって、

次のような場所が非常に貴重であることが

わかります。


それは、

自分の存在を肯定してくれる場所、

未来に向かって前進する力を

育ててくれる場所、


自由と責任を教えてくれる場所、

です。


それは例えば、フリースクールまなポートです。


 組織的な学校改革には、時間がかかりすぎる。

だから、危機に気づいた大人が

自衛策を講じていくしかない!


というお話をライブでしています。


「不登校相談ライブ 山口県のリアルな不登校事情をお話します」
 

 

 

 


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【小松範之プロフィール】

1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。

不登校専門コーチ、通信制高校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。

ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。

コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。

趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。

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