小松範之です。

 


 本当の進路、それは、


子どもがやりたいと思えることです。

そのために、

親はどんな情報収集をすれば

いいのでしょうか?


 答は、一次情報にあたることです。

一次情報とは、知りたいことに

直接触れて得られる情報です。


つまり、

本当にやりたいことかどうか、

直接体験してみよう、

ということです。


例えば、

子どもが理学療法士になりたい、

と言っている場合。
 

理学療法士の職場を、

子どもと一緒に見学しに行くのです。


そして、可能なら、

現場の理学療法士から話を聞きます。


そうすると、

本当にやりたいことなのかどうか、

子どもは判断できます。


現場を見てピンとこないようなら、

そんなにやりたいことではないのです。

 

ちなみに私の場合。


幼少期から親に

「公務員(一般事務)になりなさい」

と言われて育ちました。


が、公務員(一般事務)の仕事を

一度も見に行ったことはありません。


その結果、公務員になったものの、

11年間苦しみぬいて、辞めちゃいました。


公務員になるための勉強も

つらいけど無理やり頑張る!

というものでした。


それを考えると、

公務員になるまでも地獄、

公務員になってからも地獄、

だったわけです。


こうなったのも、

本当にやりたいことかどうか

自分で確かめなかったから、

です。


このブログ読者の皆さんには、

私の失敗を

反面教師にしてもらえたらと思います。


さて、ここで勉強に関して話します。

進路と勉強は切り離せませんから。


人間、やりたくないことのために

勉強なんて続けられません。

逆に、やりたいことであれば貪欲に勉強します。


不登校生徒の場合、

勉強面において他のお子さんより

不利になっているのは確かです。


だからこそ、やりたいことの

一次情報を収集して、

勉強モードを発動させる必要があります。


もちろん、進路は、

高校や大学だけではありません


アーティストになるとか

プロスポーツ選手になるとか、

あらゆる方向が考えられます。


どれが良くて、どれが悪いか、

というのは本人にしか判断できません。


ただ一つ言えるのは、

どの道も勉強が必要だということです。


勉強自体が楽しくなるのは、

やりたいことに向かっているときだけです。


そうするとやはり、

やりたいことが自分にとって、

本物なのか、偽物なのかを

確かめなければなりませんよね。


学校教育の問題点は、

目的もなく子どもに勉強を強いる点です。

だから、子どもが勉強嫌いになるんです。


どうしても積み上げ式勉強をさせたいなら、

やりたいこと探しと

同時並行でやればいいんです。


学校でやりたいこと探しができないなら、

地元のNPOなどに

協力を仰げばいいでしょう。


というか、平成15年の時点で

文科省は、各自治体の教育委員会に

地元のNPOと連携をしなさいと

通達を出しています。

 

以下、文科省HPから引用


「不登校児童生徒への支援については,

民間施設やNPO等においても

様々な取組がなされており

(中略)

各教育委員会においては,

日頃から積極的に情報交換や連携に努めること。」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/04121502/021.htm


まあ、実態としては、まなポートは

教育委員会、行政から

フル無視されていますがね。

 

まなポートは、

学校側が協力を求めてくるなら、

いつでも応じる準備があります。


それが不登校生徒のためになると

思うからです。


こんな現状だからこそ、

やりたいことを見つけるためには

不登校生徒自ら、

情報収集をすることです。


自分で動いて、

本当にやりたいことかどうかを確かめる。


このプロセスを親子で

実践していきましょう。

 

 

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