小松範之です。

 

親が子どもにお金を与えるにも

根拠が必要です。

 

なぜなら、子どもにとって、

お金は万能のツールだからです。


万能だからこそ、

どうやってお金が動くのかを

知っておかなければいけないのです。

それが金銭観です。


 例えば、子どもが、

コンビニに行ってお金を出せば、

商品が手に入ります。

さらに、大人が自分に、

頭まで下げてくれます。


普段は、

子どもより、大人のほうが偉い

と教わっているのに。


こうして子どもは、

お金さえあれば何でもできる、

と思い込んでしまいます。


そして、

「お金さえ手に入るなら、何でもする」

という発想になります。


援助交際が成立するのも、

こうした供給側と需要側があるからです。


たしかに、

お金は便利さを買うことができます。


例えば、本を読みたいと思えば、

図書館で無料で読むことができます。


しかし、この場合は制約が付きます。


本を借りに行く、

期限内に返しに行く、

という制約です。


一方、本を購入する場合は、

自宅からネットで注文できます。

購入した本は好きな時に読めます。


おカネを出した分、

便利さを買っているのです。


でも、お金があれば何でもできる

というわけじゃありません。


おカネがあるだけでは

実現できないことだってあります。


私は、ある子どもを送迎している時に、

こう言われました。

「1,000円やるから、小松さんの車の中に、

ゴミを捨てさせてよ」


 小松カーには、乗る時のルールがあります。

それは、

自分で出したゴミは自分で持って帰る、

というルールです。


これは、子どもに、

自由と責任を身につけてもらうための

ルールなのです。


なので、1,000円だろうが1億円だろうが、

車内へのゴミ捨ては受け入れられません。


つまり、お金がいくらあっても、

小松カーにゴミを捨てる権利は、

買えないのです。


お金があれば、何でもできる。

そう思う子どもが多いのはなぜか?


それは、大人の金銭観がおかしいからです。


「お金が大事だから、

嫌なことを強いられてもガマンする。」


「お金が大事だから、

理不尽なことを鵜呑みにする。」


そんな金銭観では、正しい進路は選べません。


 正しい進路は、

やりたいことかどうかで選ぶ。


これだけです。


お金は、ただの道具に過ぎない。


不登校だからこそ、それを徹底すべきです。

なぜなら、不登校であるというだけで、

学歴上は不利になるからです。


学歴競争は、我慢競争なので、

我慢をしないと英断した不登校生徒に

不利なのです。


不登校だからこそ、正しい金銭観をもって

正しい進路を見つけよう。


以下は、そんなライブです。

 

 

★通信制高校だよ!学校見学会 山口県周南市
https://www.facebook.com/events/155315188512496/

★釣りを楽しもう。海とつながりプロジェクト
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【小松範之プロフィール】

1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。

不登校専門コーチ、通信制高校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。

ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。

コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。

趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。

不登校専門コーチングに関するお問い合わせ・ご依頼は

nk-coaching@excite.co.jp まで。