小松範之です。
義務教育を終えています。
そして、親は、
義務教育での先生の在り方を
教育のお手本と考えています。
だから、家庭でも
学校の先生的な教え方で
子供を教育します。
これが実は、虐待になっています。
義務教育を受けた親のほとんどが
知らないうちに
子供を虐待しているということです。
なぜなら、
学校教育は軍隊式教育だからです。
今でこそ体罰は影をひそめましたが
先輩後輩の上下関係を強いる点では
未だ軍隊式教育は健全です。
軍隊式教育のモットーは何?
それは、
上の者には絶対服従!
です。
つまり子どもは親の奴隷になれ
ということです。
これが虐待といわずして
何というのでしょうか。
それを感じる出来事があったので
月曜の朝から緊急ライブ配信しました。
(今後も緊急配信はありうるので
チャンネル登録をおススメします。)
私が軍隊式教育を
感じたエピソードというのは
実につまらない、些細なことです。
人生ゲームのルールが分からなかった私に、
妻が激昂した、という話です。
昨夜、私は、
子どもと妻の3人で
人生ゲームをしてたんですよ。
で、私は「約束手形」の使い方が
分からなかったんです。
そこで妻が私に、その使い方を
説明しました。
これが分からない。
聞き返しても、
同じ説明を繰り返すだけなので分からない。
しかも、繰り返すごとに
妻は怒りのテンションを高めていきます。
最終的に、妻は
私の混乱状態を無視して
「これだけ説明しているのになぜわからないの!」
とブチ切れました。
はたから見ている子供は
オロオロしています。
子どもでも理解できるルールを
なぜ私が理解できなかったのか?
それは、妻が
私の分からない点を無視して
一方的な説明をしたからです。
そして、
「分からないアンタが悪い!」
と攻撃してきたのです。
教える側(先生)が、
教わる側(子ども)を攻撃する。
これって、学校教育でも
普通にありますよね。
「私が教えてやっているのに
なぜ分からんのだ!
分からんお前が悪い!」
という場面です。
なぜ、このようなことが起きるかというと、
軍隊式だからです。
軍隊式教育においては、
子どもの状態は無視します。
つまり、
子どもにとってどこが分からないのか?
は教える側には関係ない、
ということです。
私も、中学時代は、バレー部の先輩に
殴られてました。
サーブの打ち方を教えてやっているのに
上手にならないから。
という理由で。
中学時代が楽しかった、という妻は
軍隊式教育法を正しいこととして
実践したのですね。
「教える側は、相手の状態を無視していい」
「分からない方が悪い」
というわけです。
私は、自尊心を傷つけられて
腹が立ちました。
なので、先日作成した閻魔帳に
この出来事は記録しました。
私たちの代で、子供を虐待するのは
止めにしましょう。
そのために今日からでもすぐできることは、
子どもに質問すること、
です。
親が子どもに教える場面なのであれば、
「どこが分からない?」
と質問する。
こうすれば、
子どものペースで理解が進んでいきます。
結果的に、子どもは自尊心を守られ
理解も早くなります。
動画では、そのほかにも
もっと濃い話をしていますので、
ご覧ください。
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1978年生まれ。山口県光市出身。NPO法人まなびデザインラボ理事。山口大学経済学部卒。
不登校専門コーチ、通信制高校の副校舎長、フリースクール「まなポート」運営者。
ひきこもりの就労支援施設でもある飲食店「こばら屋」マネージャー。イラストレーター。
コーチングを活かし、やりたいことだけをやるフリースクール「まなポート」を通じて、まちづくりと教育に関わる。
趣味は、釣り、キャンプ、読書、散歩。好きな食べ物は、豆。