小松範之です。
東大の面白いプロジェクトを
発見しました。
「異才発掘プロジェクトROCKET」
です。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yuasamakoto/20161127-00064336/
学校も家も困っているような
扱いにくい子だけを
全国から選りすぐって集め、
テクノロジーを活用した
学びの保障を行うプロジェクト、
です。
具体的には、
主催者側が用意したことを
やってもらうプログラムと、
子どもたちが自分の興味関心を
追求するプログラムがあります。
例えば、デジ飯とか。
(詳しくは
上記記事を読んでください)
面白そうです。
でも、こういう
遊びみたいな学びって、
公教育だと
絶対できませんよね。
公教育は、
なんらかの「正解」を
用意してしまうからです。
例えば、
栄養のバランスを考えて
組み合わせましょう。
とか。
そういうのを無視したほうが
子どもなりの傑作が生まれるのに。
色の組み合わせで作っても面白いし、
あえて変な味を追及してみるのも
いいですよね。
で、一番の問題は
子どもの挑戦の場に出資する大人が
いるかどうか、です。
デジ飯、と聞いたときに
「それ面白そうだから出資するよ」
と言える大人です。
だって、公教育とは別次元の学びですから、
国はお金を出せないでしょう。
「子どもの遊びに
税金をつぎ込むわけにはいきません。」
というわけです。
そんなことを言うんだったら、
「史上最多の不登校を輩出している
今の教育現場に税金をつぎ込むのは
どうなんだ」
とか思いますけど。
そこはこのプロジェクト、
東京大学の先端科学技術研究センター
主催ですから、出資先としても
カタイですよね。
つまり、東大がやる
教育プログラムなら
出資しても安心だろう、
みたいな感じです。
実際には、山口県の周南市にも
同じようなことをやっている
某フリースクールがありますけど(笑)。
ただ、こうした新しい学びのプロジェクトに
出資する団体があるというのは
夢のあるお話です。
なぜなら、ROCKETのような教育方針を
世の中が支持するようになるからです。
つまり、集団行動が苦手な子でも
行ける学校が出現する、
ということです。
学校ごとの教育プログラムを観て
「面白そうだから出資するよ」
という企業や団体が増えれば
国に頼らずとも、いろんな学校が
成立可能です。
そうすれば、全国でいろんな学校が
こぞってアイデアを出し合います。
なんせ、出資してもらえるかどうかは
アイデア次第ですから。
その結果、全国に
面白い学校が増えるでしょうね。
そうなったときには、
アスペルガーだろうが読字障害だろうが
関係なくなります。
オリジナリティに寄り添った学びが
全国でできるようになるからです。
「異才発掘プロジェクトROCKET」。
応援しています。
では。
★神楽アイドルオーディション 山口県周南市
http://www.manabidesignlab.org/
★まなポートHP
http://manaportschool.wix.com/manaport
★まなポートFBページ
https://www.facebook.com/
★まなポートラジオ聴き放題!youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC21MFyOg1AVGWeuNpvQIRWw
★ブログには書けない限定情報が毎週読める。
「不登校を力に変えるメルマガ」
http://www.reservestock.jp/subscribe/39523