小松範之です。
「無理して学校へ行かなくていい、
は本当か
今日からできる不登校解決メソッド」
(水野達郎著)を読みました。
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豊富な実例と、
親御さんが子供さんに使うべき
実用的な会話テクニックが紹介されていて、
とても分かりやすかったです。
例えば、傾聴とか、アイメッセージ(主語の置き換え)
とか。
確かに、不登校を機に
親子の間で信頼関係がなくなってしまうことが
多くあります。
壊れた信頼関係をもう一度築くのには
傾聴を含めた心理的テクニックが
有効かもしれません。
でも、一番気になるのは、目的が
復学支援である、ということです。
学校に戻れさえすれば、
子供は幸せなんでしょうか?
著者は言います。
「子どもは誰しも本当は
学校に戻りたいと考えている」と。
でも、その前提が間違っていたとしたら・・・
それは、力づくで学校に連れて行く代わりに
心理テクニックで
学校に行きたくさせているだけなのではないか?
と思うわけです。
その場合、何が問題かというと
大人側に結果責任が持てない、
ということです。
例えば、
「学校に行かないのは実は、
突出した才能のせいだった。
ところが、学校に行ったばかりに
平均的な子供になってしまった。」
という場合、大人が子どもの才能を
潰したことになってしまいませんか?
その場合、
大人はどうやって責任を取るんでしょうか。
必ずしも学校だけが、最高の学びの場と
いえないでしょう。
例えば、ある子にとっては
映画を観続けることが
最高の学びであるかもしれません。
実際、あるプロカメラマンは
中学で習ったことより
映画と落語で学んだことの方が大きい
と語っています。
何が言いたいかというと、
唯一絶対の価値観などない
ということなんです。
この場合だと、
「今ある学校が唯一絶対の学びの場だ!」
という価値観です。
そのような価値観が通用しないことは
科学や数学の世界では
とっくに証明されています。
(数学嫌い、という方は
スイーツ数学をチェックしてね)
学校だけが唯一絶対なんてありえないですよ。
だって、人が作ったシステムですもの。
完全無欠なわけがないじゃないですか。
だから、学校に行けないことは
問題じゃありません。
学びの場をどこにするか、
を探せばいいんです。
ある体験が、学びになったかどうかは
10年、20年たたないと分かりません。
つまり、なにが正しかったかどうかは
未来が決めるということ。
だから、
好きなことを今やり続けるのが
一番いいということです。
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