小松範之です。
つい先日、また不登校の相談を受けました。
そこで、お母さん方にとって
特に必要だと思ったことがあるので
お伝えします。
それは、お母さんに
次の手作業(ワーク)をしてもらうことです。
***ワーク***
紙とペンを用意して、
「学校に行く理由を125個書き出す。」
**********
え~っ、125個も!?
と思いますよね。
でもこれ、不登校だった高校生が
実際にやりました。
そして今や、彼は、学校に通っています。
大学進学に向けて、受験勉強に励んでいるんです。
彼曰く、
「125個も理由があるんだったら
学校に行くべきだと納得いきました。」
高校生ができたんだから、
お母さんにもできます。
大事なのは、考えること。
考えることで、客観的に自分の置かれた状態が
分かるようになります。
なにより、
「どうして学校に行かなきゃならないの?」
と子供に訊かれた時、即座に答えてあげられます。
「理由は125個もあるのよ」と。
では、やり方を説明しますね。
3つのステップで進めます。
【ステップ1】
学校に行くべき理由を5つ書き出す。
例えば、
1.学力を身に付けるため
2.集団生活になじむため
3.友達を作るため
・・・など。
【ステップ2】
書き出した理由1~5に対して、
それぞれ5個の反論を書き出す。
例えば先ほどの理由1、
「学力を身に付けるため」に対する反論を
5つ書くわけです。
1-1、1-2とすると・・・
1-1.塾でも学力をつけられる
1-2.義務教育レベルなら親が教えられる
1-3.学校に行くと落ち着かず、
学力どころではなくなる
・・・などです。これを、理由2~理由5も
書き出すんです。
そうすると、合計25個の反論が出ますよね。
つまり、
「学校に行かなくてもいい25個の理由」
です。
【ステップ3】
最終ステップです。
ここでは、25個の理由についての再反論を
5個ずつ書き出します。
例えば、さきほどの
1-1.塾でも学力をつけられる
に対する反論。
1-1-1.塾だと時間数が足りない。
1-1-2.いい塾が近所にない。
1-1-3.科目によっては塾がない。
・・・などです。
以上、3つのステップを終えることで、
「学校に行くべき125個の理由」
ができます。
ステップ3は、2週間ぐらいかかるかもしれません。
分からないところはネットで調べたり、
本を読んだりすれば
知識が広がっていきます。
なにより、こうやって頭を使って
前向きに取り組んでいるお母さんの姿は
お子さんを勇気づけます。
用意するものは、紙とペンと時間だけ。
やって得しかありません。
もし途中で分からなくなったら、
私もアドバイスします。
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