小松範之です。


親なら誰しも、タモリさんです。


どういうことかというと

ずっとサングラスをかけている

ということです。

どんなサングラスかというと、

「親メガネ」です。


「親メガネ」とは、

親だからこそ我が子に対して

持つ視点のこと。


先日、こんな例がありました。

不登校の中学生男子のお母さんと

話していた時です。


「うちの子、わがままに育て過ぎた

とお母さんは言いました。


で、実際に息子さんと

話してみると、実に賢いんです

彼が話題にしたのは

こんなことでした。


「人間は、他の動物と違って

なぜここまで繁栄できたか?」

「人の意識は

どうやって生まれたか?」


などです。

こんな質問を持つこと自体が

賢い証拠です。


今まで、彼の問いに、

学校の先生や友達が

答えてくれたでしょうか


まあ、ないでしょうね。

変な奴扱いされるのが

ハッキリわかります


その男子が、

自分たちと同じ考え方を

してないからです。


その結果、クラスで孤立し

不登校になったわけです。


残念ながら、お母さんは

その原因に気づくことが

出来ません。


何故なら、

人と同じになれない子は

わがままな子」

という思い込みがあるからです。


それが親メガネです。

ああ、もったいない。


客観的に見れば、

とても賢い子なのに!


このように、親は、

親だからこそ

親メガネに捕らわれてしまいます


これを自分で外すには

かなり訓練が必要です。


なにせ、見えないものを

見ようとするわけだから。


ただ、親メガネの存在を

知っていれば

誰かに外してもらうことが

できます。


親メガネを外して初めて

不登校の解決法も見えてきます。





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