子育てコーチ 小松範之です。
「子供が、親の顔色をうかがうんですが、なぜでしょう?」
という質問をいただきました。
どこまでやったら怒られて、何をしたら褒められるか、
自分の子供が、親の顔色を見て行動しているというのです。
「親としては、もっと自分の価値判断で行動してほしいのに」という悩みです。
その原因を考えてみましょう。
では、この問いに答えてください。
「子供は、誰のまねをしているんでしょう?」
・・・答えは、親ですね。
親が他人の顔色をうかがっていれば、子供は、親の顔をうかがうわけです。
これは、ごく自然な流れですよね。
たとえば、滑り台を逆から登る子供に注意するとき、
親はどんな理由で叱るんでしょうか。
・放置していたら、私が、他の親に白い目で見られるから。
・ほかの子供に迷惑をかけたら、私が責任を取ることになるから。
・自分の子供が、他の親に「言うことを聞かない子」と言われるのが嫌だから。
これらの理由は、全部、存在しない「他人の目」を
気にしているところから発生しています。
自分が、「ほかの親からこう思われたら嫌」と勝手に想像して、
子供を叱っているわけです。
要するに、自分のためにはなるが、子供のためになっていないのです。
想像の中の「他人」のために子供を叱っているんですから。
子供は、それをありのまま受け止めて、真似しているだけです。
だから、親の顔色をうかがう子になるわけです。
対処法は、親自身が自分の基準を持つことです。
その基準とは、
自分と子供の両方の利益になる理由があるかどうか、です。
仮にそれが常識からずれていようが、
理由があるなら自信を持ってやればいいんです。
だって、自分と子供の両方の利益になるんですから。
滑り台を逆から登る発想を持ったまま大人になったほうが、
子供のためになるかもしれません。
だったら、叱るよりも、自信を持って子供を見守ってあげた方が
断然いいですよね。
親は、他人の目を気にせず、
子供のやりたいことを補助するだけでいいんです。
そのために必要なのが、自分基準の理由です。
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