小松範之です。
子供は、自由に工作をすると
IQが上がります。
なぜなら、
工作とは、材料と材料を組み合わせて
新たなものを作り上げるワークだからです。
概念を操作して
新しいものを作り上げる力こそが
IQです。
工作は、
概念を操作する能力を鍛える
絶好の予行演習になるわけです。
だから、
子供のIQを上げさせたいなら、
自由に工作をさせるといいでしょう。
ポイントは、
「自由に」工作させることです。
自由に工作することで
子供は、
自分の頭を使って考えるからです。
大切なのは、
どんな作品が出来上がるかではなく
子供が自分で考える過程そのものです。
ところが、多くの大人は
子供が「指示通りに」工作することを
要求します。
これだと、IQは上がりません。
指示通りに作る方式だと
子供が自分で考える余地がないからです。
それどころか、
指示通りに動く人間を
育ててしまうことになります。
先日、僕はそんな現場に遭遇しました。
ある工作教室で、
ある母親が4歳ぐらいの娘に工作を教えていました。
「ここにこれを貼りなさい。」
「その色を使うんじゃなくて、こっちの色!」
「まっすぐ切りなさい」
女の子は、自由に工作できないので
声を上げて泣き出してしまいました。
「教えてあげてるのに何で泣くの!」
と母親は怒ってしまいます。
これでは、女の子のIQは上がりません。
それどころか、
「私は工作が苦手」
「私は手先が不器用」
というブリーフシステムを
作ってしまうことになります。
それによって、このお母さんは
娘のアーティストとしての才能を
摘んでしまったかもしれないのです。
子育てに必要なコーチングの知識を
このお母さんが持っていてくれれば・・・
と思ってしまう出来事でした。
また同時に、
「全ての父母が
子供のコーチになるような世界を作る」
という自分の使命を強く感じました。
子供のIQを上げるためには、
自由に工作させてあげましょう。
そうすれば、子供は
自分で考え、概念を操作する力を
身につけることができますから。
★小松範之youtube チャンネル
格闘技、子育て・・・独自の視点でコーチング理論を解説!
https://www.youtube.com/channel/UChT745o863TTYrjJUd6yyKA