日本の地方議員は報酬面も恵まれすぎている。世界の常識でいえば、無給でも十分なのだ。
アメリカでは報酬を得ているのは大都市の専門職議員だけ。通常規模の都市ではせいぜい交通費が実費で支払われる程度だ。
フランスでは基礎自治体はコミューンと呼ばれる。コミューンは平均1600人程度の住民で構成され、そこで選ばれるコミューン議会議員は自治体の財政に負担をかけないように無報酬が原則。人口10万人以上のコミューン(全コミューンの約0.1%)に限って必要経費を支払う制度をとっている。
ドイツでも地方議員は地方自治法によって「名誉職」と規定され、少額の報酬と手当しか支払われない。イギリスでも同様だ。
※週刊ポスト2012年2月24日号
アメリカでは報酬を得ているのは大都市の専門職議員だけ。通常規模の都市ではせいぜい交通費が実費で支払われる程度だ。
フランスでは基礎自治体はコミューンと呼ばれる。コミューンは平均1600人程度の住民で構成され、そこで選ばれるコミューン議会議員は自治体の財政に負担をかけないように無報酬が原則。人口10万人以上のコミューン(全コミューンの約0.1%)に限って必要経費を支払う制度をとっている。
ドイツでも地方議員は地方自治法によって「名誉職」と規定され、少額の報酬と手当しか支払われない。イギリスでも同様だ。
※週刊ポスト2012年2月24日号