作詞者 らす -10ページ目

作詞者 らす

らすと申します。
作詞をしています。

『日常』『感情』『幸福』『愛』そういう身近にあって遠いモノを【詩】に記しています。
胸に刺さってくれたら嬉しいです。

Twitter @sakushisharas

↓作詞のお仕事以来はこちらまで↓
sakushisyaras@gmail.com

夜に咲いた花





月が照らす光に遮られ

もう何処にも行けないや


街灯も無い暗闇のまま

まるで世界が消えてしまったような

そんな感覚に襲われて


夕闇に押し潰されそうで

逃げて隠れて

失ったモノが増えすぎた

抱える荷物も増えすぎた


辺りは暗闇 曇天が月を隠す

夜が明けようとした

でも探しても見つからない


夜に咲いた花

ひと切れずつ 凛と澄ます

僕が僕として 生きていくのに対して

答えはまだ蕾のままだから

今は水をあげよう

いつか必ず摘まれるように

君が君として誇らしくあれば

月よりも輝く一輪になる


生きる理由が蔑ろにされて

言葉はナイフと同等の切れ味

開いた傷口は生きてる証

夢にまで見た 生きてる証


月は嗤う

雲に隠れて世界を嗤う

夜が開けようとしても

未だに朝が来ない


夜に咲いた花

ひと切れずつ凛と澄ます

僕が僕として生きていくのに対して


未完成で 

不完全で

どうしようもなくて

僕が僕として生きてる意味を

理由を探しても見つからない


夜に咲いた花

ひと切れずつ凛と澄ます

隠れた月が顔を出すまでの時間は

模索に埋もれた希望の維持だ

それなのに僕はこの世界の

「当たり前」を捨てきれない


夜に咲いた花

ひと切れずつ 凛と澄ます

僕が僕として 生きていくのに対して

答えはまだ蕾のままだから

今は水をあげよう

いつか必ず摘まれるように

君が君として誇らしくあれば

月よりも輝く一輪になるから