夜に咲いた花
月が照らす光に遮られ
もう何処にも行けないや
街灯も無い暗闇のまま
まるで世界が消えてしまったような
そんな感覚に襲われて
夕闇に押し潰されそうで
逃げて隠れて
失ったモノが増えすぎた
抱える荷物も増えすぎた
辺りは暗闇 曇天が月を隠す
夜が明けようとした
でも探しても見つからない
夜に咲いた花
ひと切れずつ 凛と澄ます
僕が僕として 生きていくのに対して
答えはまだ蕾のままだから
今は水をあげよう
いつか必ず摘まれるように
君が君として誇らしくあれば
月よりも輝く一輪になる
生きる理由が蔑ろにされて
言葉はナイフと同等の切れ味
開いた傷口は生きてる証
夢にまで見た 生きてる証
月は嗤う
雲に隠れて世界を嗤う
夜が開けようとしても
未だに朝が来ない
夜に咲いた花
ひと切れずつ凛と澄ます
僕が僕として生きていくのに対して
未完成で
不完全で
どうしようもなくて
僕が僕として生きてる意味を
理由を探しても見つからない
夜に咲いた花
ひと切れずつ凛と澄ます
隠れた月が顔を出すまでの時間は
模索に埋もれた希望の維持だ
それなのに僕はこの世界の
「当たり前」を捨てきれない
夜に咲いた花
ひと切れずつ 凛と澄ます
僕が僕として 生きていくのに対して
答えはまだ蕾のままだから
今は水をあげよう
いつか必ず摘まれるように
君が君として誇らしくあれば
月よりも輝く一輪になるから