20年近く医療事務をしているのいろんな仕事に出会います。以前にも書きましたが、私は、派遣会社に登録しています。


医療に関わる仕事なら病院以外のところにも行きます。


役所、保健所。その中でも一番意外と派遣先。

損害保険会社。


交通事故にあった方のレセプト点検。


損害保険会社には毎日のようにあちらこちらの病院からレセプトが届きます。


その届いたレセプトに間違いはないかを点検します。


交通事故にあった方はお分かりだと思いますが、大抵の場合医療がかかりません。

それは損害保険で支払ってくれるから。


そのため保険会社ではそのかかった医療費が適切なものかどおかを確認します。その確認の仕事をしていました。


医療費の計算の基本は健康保険と同じですが、その基本の計算にさらに自賠責保険の計算が被ってきます。


レセプト自体も交通事故専用のものになります。


交通事故の受け入れをしていない病院ではみることはないかもしれませんが、受け入れをしている病院の医療事務のかたは健康保険と同じように目にしていると思います。


保険会社にはいろいろな病院、いろいろな科からレセプトが届きます。


私の仕事はもちろん普通のレセプト点検と同じように計算、内容に間違いがないかを確認します。

そしてここポイント。


内容が交通事故によるものなのか確認。


私の仕事はここまでチェックの入ったレセプトを保険会社の担当者の方に説明をつけて渡します。


あとは保険会社のかたが判断をして、計算間違いや交通事故と認められないものを病院さんに連絡をします。


保険会社さんそれぞれやり方があると思いますが、レセプトの内容を確認するのは同じだと思います。


年数的には5.6年行きました。


ちなみに交通事故の計算は労災保険も関わっているので、労災保険のレセプト点検もしていました。


労災保険のお話しはまたご実家。


車の運転する方は医療費はかからないかもしれませんが、それ以外は大変なので、くれぐれも安全運転をお願いします。