子どもに願うこと。
それは、自分に願うこと。


自分がそうしたかったこと。
そうなりたかったこと。
そうしたいこと。
そうなりたいこと。


子どもに望む前に自分がそうならないといけないんだ。自分がまず行動しないといけない。


子どもに、自由な人になって欲しかった。
バックパッカーになって、どこでも旅できて、どこでも暮らしていける人になってほしいと思って育ててきた。


あなたは、1人ではない。
できないことは人が助けてくれるし、世界は優しいんだよ。安全なんだよと、教えてきた。


でもそれは、自分が自分にわかって欲しいことだったみたいだ。


先日子どもから、
「お母さんは変化を求めるかもしれないけど、わたしは変わらないことが好き」
と、言われた。


私とこどもは全然違う。


あちこち旅して、自由に暮らしたかったのは私だったみたいだ。


そして、こんなことも言われた。


「お母さんは最強の人だと思う。」
「わたしが思う最強の人は、普通はしないことをする人。お母さんはお金なくてもヘラヘラ笑ってる。」
「そういう人って、最強じゃん!」


いや別に、ヘラヘラ笑ってるつもりなかったー…


お金なくて、困ってたし、悩んでたし、死ぬしかないとも思った。


でもいつも思っていることは、誰かが作った常識を壊したいと思っている。


それが自然とできている人もいると思うけど、私は意識しないとできない。


本当に人が、世間が言っていることだけが正しいのか?


当たり前の世界か、そうじゃない世界だったら、自分で違う道を選んで確かめてみたいと思う。
それを楽しんでいる。


険しくて、怖い。
だから、パニクルけど、子どもの頃から言われていた自分の中にある常識と、世間が言っている常識を壊していきたい。


とは言え、自然と枠の中におさまってしまっていることが多々あって、狭いものの見方しかできないな、と、ガッカリすることばっかりだ。


私は、人に怒られないように生きようとしているところが強くある。


いい子でいて、人の迷惑にならない範囲でやろうとするところがある。


本当は、人に何を言われても、思われても、自分のやりたいように行動できる人になりたいと思う。


いい、悪いを、誰にも決められない。