先日、職場に最後の挨拶に行ってきました。
私の気持ちを言葉にするとしたら、
最後の最後まで、
辞める実感がないまま来てしまったな…
と言う感じでした。
今までで、一番
自分らしくいられて
楽しく働けて
周りの人たちもみんな大好きで
思い入れのあった、場所。
昔からいつも「居場所がない」と言っていたけど(居ちゃいけない気がする病)、本当に職場のみんなのことが好きすぎて、眠いとかつかれたとか言いながらも、色々ありながらも、そんな病のことはいつの間にか忘れ、仕事にいくことが本当に楽しかったよ。
だけど最初から、みんなのことが大好きだったわけじゃなかった。
このブログだけでカミングアウトすると、苦手な人という存在も入れ替わり立ち替わりスタイルで何人もいた。
当時は、今よりずっと弱気な私。
「この気の強い人、なに?!こわいんだけど!」
「この人、なんでかわからないけど苦手」
「この人に嫌われてるような気がする…私も嫌い」
「この人が来るなんて、絶対に嫌」
などなど、色々なことを思いました。
みんな普通の人で、直接なにか嫌がらせをされているわけでもないのに、「なぜか苦手」「なぜかモヤッとする」
そんなことがたくさんありました。
今の会社に出会うと同時に、スピリチュアルに出会った私。
自分の「苦手」という気持ちに向き合う度に、相手の中に見ていたものは、全部自分の中にあったということを、何度も何度も気付くことになる。
それは好きも同じで、それこそ苦手な人もいれば、すごく好き(尊敬してる)人もいて、だけど苦手な人に対して心の中で嫌だと思いこむのと同じ強さで、好きな人や尊敬している人たちに対しても理想や期待というものを押し付けて、自分の中の何かを満たすように、相手じゃないものを見ていたところがあった。
今は、好きも嫌いも……
もちろん、あるんだろうけど、その前提のようなものが…
人としての尊さとか、自分とは別の人間という分かり合えなさとか、それぞれの個性とかがベースにあって、そう言う目で、あの頃よりもフラットに、みんなのことを見ることができるようになった。
そして、自分がこの5年間で苦手だと思っていた人たちのことは、いつのまにか大好きになっていた。
元々好きだった人、嫌いじゃ無い人と同じように仕事仲間として大切になっていたよ。
嫌いな人なんているのが当たり前だったのに、
私はあのころよりも、
私自身のことも、好きになれたのかもしれないって、そういう現実をつくっていけたって、自分に自信をもつことができた。
でも、人を嫌いになることも、苦手になることも、結局必要な経験というか、そう言うこともなければ自分の内側を見直すこともなかったから、なんというか…それも本当にありがたいことだと思った。
なんか、全然仕事の話してないね(笑)
間接業務的な仕事も、余り向いてなかったと思うが
(上司とか、後任の経理の人、人事の人、みてたらそう思うわ〜)
楽しかった。
また急に算命学の話をすると、
私は月柱「胎」(天報星)。
他も沐浴(天恍星)と絶(天馳星)なので、
あれこれとやるほうが好きだったので(飽き性)、広く浅くできて、自分に合ってたな~と思います。
自己評価のときに、
自分の計画性を高く評価していたけど、実際には上司達から低い評価をくらったことを、最近(仕事しなくなってから)とても実感しています。
(時間の使い方が究極にヘタ。これよりも遅かったら物理的に間に合わないギリギリを察知する能力だけはあるからいつもバタバタ。)
会社という場所で、色々と自分の好き勝手にできない不満があっても
社会的に役割があって、活躍できて、守られて、生活を担保してもらえることのありがたさを、ニートになった今、本当にひしひしと感じています。
皮肉なもので
自由になったら、自由という資源に対するワクワク感がなぜか制限されていた頃よりも薄れたり、自由を前に結局なにしていいかわからない。数時間平気で無駄にする。
誰か私を縛ってぇ!!!って、言いたくなります。
そんな私ですが、これからは、
イチから自分の力で、自立をめざします。
私がやりたいことは自立。
自立していて自由な人になりたい。
痛みを伴ってもそうなりたい。
だって、気付いたんです。
ここ数年、お金があっても、人気があっても、かわいくても、イケメンでも、才能があっても、立場があっても、
自分で命を断ったり、身を滅ぼす何かに走ったりする人達を見て、
幸せは、人それぞれだっていうことを。
だけど、心が自立してなければ、
何かに支配されているままだったら、
自分の幸せすら何かわからない、
選ぶことができないんです。
(偉そうにいってますが、私も鑑定がなければ何も決断できてないし、言われたとおりに色々やっていながら、気持ちがついていってないこともある。でも、いつかそうなりたいってことで…)
最後、みんなの前の挨拶で泣くかなぁと思ったけど泣くことはなかった。
でも、緊張なのか何かわからないものがこみ上げてきて変な声になり、「一体何を言ってるのかわからないヤツ」という感じの挨拶をしたと思います…。
で、挨拶では泣かなかったけど、
家に帰って色紙を見ていたら涙腺崩壊しました。
経理の人からの、
「私が楽しく働けたのはみいさんがいてくれたからです」っていうメッセージ…
私はワガママで不機嫌な日も多々あったのに…。
嬉しすぎて私はこの言葉を、どんなに落ちぶれても一生ガムのように噛み続けようとおもった…。
部署のみんなや、古参のみんなからの言葉や、プレゼントもいっぱいもらってとても嬉しかった。
何よりもみんなに出会えたことが一番嬉しかった。
みんな、私をまともな社会人にしてくれてありがとう
みんなの幸せを、いつも願っています。
みい