2浪目の前期出願先を旧帝大に決めた時

同時進行で部屋探しをスタートした


1浪の時は立地条件くらいで、あとはどこでも良いと無欲だった息子だが、2浪目は「独立洗面台」がこだわり条件に追加された


しかし、独立洗面台に加えて、生活に便利なところ、バイト先にも行きやすい、学校の近く、となるとあまり選択肢は無い


現地に行く時間が無かった我が家は、生協のパンフレットを取り寄せ、「これだ!」という物件に狙いを定めて不動産屋へ電話をした


不動産屋の回答は

そこは1番の人気エリアですね。そのマンションは今1部屋だけ空いてますが、キャンセル待ちの4番手です。


4番手.....

それは、前の3人が全員不合格になるという奇跡を待つしか無いという、神頼みポジションだ


もしキャンセル待ちの順番が回ってこなければ、別の物件を案内しますが、その答えがはっきりするのは合格発表当日になります。その時に現地に来るお客さんが優先なので、発表日に現地にいないのなら、このエリアは全滅するかもしれません

と望み薄な返答


それなら4番手で奇跡を待つより、確実な物件を今のうちに押さえておきたい

急遽作戦を変更し、同じエリアで、少しだけ条件を緩くした物件の「キャンセル待ち2番手」を確保した

そこは2部屋空きが出る予定なので、確実に順番が回ってくる


これで安心

あとは合格を掴み取るだけ...


前期旧帝大受験後、息子はかなり手応えを感じた様子で過ごしていた

予備校の解答を確認し、数学は4完したと話していた


私と夫はこの言葉にすっかり安心し、親バカ妄想劇場に浸っていたのだ


学校から帰ったら、あのスーパーで買い物して、アルバイト先も駅から電車に乗れば困らないだろう


生協パンフレットを眺めながら、そんな息子の大学生活の想像を膨らませていた


が、しかし↓


頑張って独立洗面台の物件を探し、キャンセル待ちの順位に一喜一憂し、夢見ていたあの部屋を

結果としてその権利は、合格発表と同時にリリースすることになった

今頃は、私達の後ろにいた3番手以降の方が、住まわれていることだろう

ほろ苦い、家探しの思い出である