スピリチュアルという言葉を知ってから
ヒーリングルームを辞めるまでを振り返ってみると、
いろんな経験をして、少しは精神的に成長できた部分もある
ように思えましたが、自分の中で解決したいと思っていたことは、
何一つ解決していないことに気づきました。
「このエネルギーワークを受けるとこのようなことが期待できます」という、
うたい文句を信じては、妄信的に大量のエネルギーワークを受けましたが、
顕著な変化を感じることはありませんでした。
また、自分が学んだヒーリングやエネルギーワークで誰かを癒そうと
していたときもありましたが、自分自身がクリアーでもないのに、
誰かを癒すことなどできるはずもありませんでした。
これまで自分が信じていたことが何の意味も無かったように思えて、
激しいむなしさを感じていました。
そして、「こんなことは、もううんざりだ!」と思い、
スピリチュアルな探求をやめることにしました。
私にとって「スピリチュアル」は、占いなどと同じで、
そこに自分が探していた本当の答えを見つけることはできませんでした。
ヒーリングもエネルギワークもいらない。
もちろんスピリチュアルリーダーなんかいらない。
と思い、それ以来、ヒーリングやエネルギーワークを
受けることも、自分で行うことも一切ありませんでした。