2月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2073
愛情旅行 (クロワッサンの本)
読了日:02月02日 著者:荒木 経惟,荒木 陽子
陽子さんが亡くなっていると知って読むと、感慨深い。確実にこの人が生きていたんだって痕跡が文書から、口調や息遣いまでたちのぼってくるし。
泊まった事のあるホテルが出て来たりすると、どこかですれ違ってないかしら、なんて気になったり。さびしいなぁ
騎手の誇り (新潮文庫)
読了日:02月03日 著者:本城 雅人
シューメイカーの靴音に比べると、軽い読み口だけれど、競馬ファンの人にすすめたら、かなり厩舎の事や調教に関して詳しく書いているので興味深く面白かったとの事。馬券を買う程度のワタシにとっても、そんな所はとても面白かった。
世田谷一家殺人事件 15年目の新事実
読了日:02月06日 著者:一橋 文哉
グリコ犯や3億円事件の話、気がついたら一橋さんの本、結構読んでいて、どれも真実に迫る仮説だと思う。
この辺のルポルタージュはこの人に書かせたら並ぶ人がいないんじゃないかと。
読み終えた後も事件について、あーじゃないかこーじゃないかと考察は尽きない。
深夜食堂 18 (ビッグコミックススペシャル)
読了日:02月12日 著者:安倍 夜郎
パターンは決まってるし、永遠のマンネリと進んでる感じ(笑)
でもいいのよね、この空気感。
アオイホノオ 18 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
読了日:02月12日 著者:島本 和彦
テレビ放送終わったら、もうネタはないのでは?と思いきや、まだまだいくらでもあったのね。ホノオ君の突き進むパワー見習わなくちゃ。
忘れられた巨人 (ハヤカワepi文庫)
読了日:02月21日 著者:カズオ イシグロ,Kazuo Ishiguro
ファンタジーかと敬遠してたけど、中身はそうではない。実は巨人もドラゴンもリアルな意味では出てこない。
無くした方が良い記憶と忘れてはいけない記憶。最後までこうだと言う示唆のない結末が余韻を残して、考えさせられる。
嘘の木
読了日:02月28日 著者:フランシス・ハーディング
児童文学らしい(笑)けど、宮部みゆき先生がおススメのこれこそファンタジー。
でもこちらも本筋はファンタジーを利用した少女の成長物語。
リアルが小説を超えてしまう近ごろでは、ウルトラCで現実に負けない世界を構築しないとダメなのかな。
2月は7冊。相変わらずジャンルめちゃくちゃで我ながら呆れる
でも気になるとすぐ手に取っちゃうんだよね〜。面白きゃ良いのよね、読書なんてさ。
今月は会社の近くの書店が閉店
よく利用していて、松田優作のシリーズ本なんかも取り寄せてもらった。
行き帰りに寄る書店が減って、極めて残念だった。カバーの印刷が小田急車両の顔で好きだったのにな〜