2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1483ページ
ずいぶんと図書予約待ったけど、そんなに期待したほどでも
なかったかな。
石原慎太郎がこういう表現で角さんを描くとは思わなかったので
それについては意表を突かれたというか。
私の出た専門学校の卒業生とか、一級建築士の第一号とか
けっこう親しみもあるので、悪いイメージで終わってしまった
角さんを惜しむべき(そして愛すべき)有能な政治家として
見つめ直せたのはうれしかった。
女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)
読了日:1月12日 著者:村上春樹
なんだか身もフタもないような題名なので、ちょっと
引いちゃうのだけど、最初の女性運転手の話は
タッチが片岡義男みたいで、あらら?
全体に今までになかった村上春樹。
こんなのもいいよね。
いいんだけどさあ、くどさに磨きがかかってるよね~(笑)
物分りの悪い子に、少しづつ表現を変えて同じことを
くりかえし解説している、みたいな。
しかし、松岡が何者か?がわかった時、なるほど京極!
と思いやした。
だからやっぱり読んじゃうんだよね、くどくても(笑)
首折り男のための協奏曲 (新潮文庫)
読了日:1月24日 著者:伊坂幸太郎
はいはい、伊坂幸太郎です。
絶対面白いのはわかってるのよね。
今回も、いつもにたがわず伊坂ワールドに遊びました。
しかし、手法がいつも似たようになってきているかな。
そろそろ、違う事をしないともしかして飽きちゃうかも。