こんにちは、みずきです。
今回、みずき式脱力歩法から見た飛脚 と言うタイトルでのブログです。
もちろん江戸時代までの日本人の歩き方(身体使い)の正解がわかっているわけではありません!
そこを、なんというか・・みずき式脱力歩法が江戸時代までの身体使いに近いならば・・という観点で飛脚を説明してみようを思います。2回に分けますね。
(フリー画像で検索したものです)
上の二つの飛脚の画像は、様々なところで説明に資料として使われているものです。飛脚を調べると、みなさんもよく見かけるものだと思います。
この二つの画像と現代の走り方を比較すると、僕は、二つの大きな特徴があると思っています。
1:左のは、葛飾北斎が描いた飛脚のコピー画像のようですね。
描いた時代を想えば、これが現実に近い走行中の姿だったように思います。
僕が思う大きな特徴は、身体をくの字に曲げて走っていること!
2:右は、1863年-1877年頃に撮影されたものらしいです。
(江戸時代1603~1868)
左のようにくの字になってないのは、静止している状態だからだと思います。
ここでの大きな特徴は、右手の位置だと思います。他の絵や写真でも同様の位置に手があるものがいくつかあります。この写真だけの特徴ではありません。
現代人からするとかなり違和感のある位置ですよね。
さて今回は、1の身体をくの字にして走っている姿について、みずき式脱力歩法の観点から説明してみます。
2の手の位置については、次回のブログです。
みずき式脱力歩法の 走り については、以前のブログに書いておりますが、前に進むために脚を前に振り出す運動はしておりません。
走行中、前に進んで後ろに残った脚は、進みに合わせて振り子の重りのように前に落ちてきます!
速度は、身体の傾きで調整し、身体は極力脱力するように努めるだけです。これは、文章での説明が本当に難しいです・・・。
前進する力を使わないので、その分かなり楽な走りなんですが逆の側面もあります。
以前のブログにも書きましたが、みずき式脱力歩法の走りは、前に倒れながら走っている状態なんです。倒れる前に脚が落ちてきて支えになっているので、倒れずに走れるわけです。
逆の面というのは・・前に進む筋力は、使ってませんが倒れる身体を支えるための筋力が必要になってくるということです!
さてそこで、倒れている身体を支える 脚の状態 が大切になってきます!!
落下中の身体を支えるわけですから、その脚はできるだけ真っすぐが楽になります。膝か曲がっている状態で体重を支えればキツイです。
ここに、上の画像のくの字走りが出てくるわけです(^^)v
身体をくの字にするということは、頭が少し前方に移動します。
つまり、重心が前方に移動することになります。
(みずき式脱力歩法で走ると実感できます!)
すると、後ろから落ちてきた脚が、それまでより、ほんの少し前方に落ちるようになります。その分、膝が伸びた状態で着地できるようになるわけです!
これは、見た目ではわかりにくいです。でも感覚的に、間違いなく少し膝が伸び、楽になるんですよ(^^)
だからといって くの字をもっと大きくすれば、別のキツさが出てきますので、適度が大切です。
日々、長距離を走るという仕事である飛脚ですから、少しでも合理的に楽に走るということが最も重要なことだったでしょう。
みずき式脱力歩法から観察してみれば、左の画像の くの字走り は、長距離走行時ならば当然のことのように感じます。
飛脚にとって、それほど長距離でなければ、くの字走りではなく、現代のように普通に身体を伸ばした走りもあったことでしょう。
それでは今回のブログは、これまでです(^◇^)
学びたい方・・教えますよ~(^^)v
料金は、無料です!
価値と言うのは、他人が認めて初めて成立するものですから、誰にも知られず一人で続けていることに、今のところ価値はありません。
ただ、僕自身は、この身体使いは、価値があると思っています。
要は、誰かが認めてくれるかどうかわかりませんが・・・世の中に伝えたい。
良いと認めてくれる人がいるなら、世の中に残したいのです。
ただ、こういう身体使いの内容は、文章で伝えるのは不可能な気がしてます・・・。
なので、お伝えするには、僕のところ(福岡市)に来ていただくのが一番だと思っているのですが・・・?
ま、メッセージなど文章で対応できるかどうか試してみるのもいいかもしれませんね!?
そういう、ちょっと面倒な感じもありますが・・・
学んでみたくなった方、メッセージ下さい。
お気軽に(^◇^)