私は熊本県水俣市出身です

母親が生まれ育った故郷での
里帰り出産でした

なので
子供の頃に年に一回位
夏休みで訪れる程度でした

まだ私が小学生の頃の水俣湾は
閉鎖されていました

幼い私に両親が当時の話も
あまり語ることはなかったと思います

私が自分の出身地を人に話すことを
母は禁止していました

私は悪いことをしたわけでもないのに
なんでかわからず

隠そうとする母が
かえっておかしいって思ってました

自分と同じ哀しい気持ちにさせたくない
母の愛情だったと今はわかります

今年に入ってある方に
ふと出身地をいった瞬間
その方の表情がくもったのが
わかりました

それをみて

母はきっと

水俣の人はきっと

何人もの人から
このくもった表情を
されてきたんだと思いました

今では原因も病状も
人に移る感染症でもないことも
わかっています

みんな自分の身を守ることが
大切だから
わからないことに対して
不安で身構えたり
拒否することもわかります

私もわからないことに対しては
そうしてしまいます

なんだかわからないものに対して
→不安になり


原因がはっきりしているものに対して
→恐怖を感じる
   

ちゃんと知ると
過剰な不安はなくなり
本当に恐れるものなのかどうか
明らかになっていく

生きている間に
私が知ることで私の中で
明らかになっていくことは
どれくらい
あるのだろう


全肯定の基本


知ろうとして

みる

きく

触れる


大切なことなんだと
あらためて感じました


昨年までカウンセリングで
お世話になった認知行動療法の
カウンセラーさんからの
ご縁でこの本をプレゼントして頂きました



著者の尾崎たまきさんは
水中カメラマンで
水俣湾の再生の記録を撮り続けて
写真集でなく  絵本として
優しく語りかけてくれています

水俣の美しい海を取り戻そうと励む人々

ゆっくりと時間をかけて
かつての美しさを取り戻しつつある海

再生

共存共栄

読んで涙がこぼれてきました

今日も私にできること
やっていこう

今日もよい一日を