地味に過酷な戦い | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

厳しすぎるほどの残暑もようやく和らぎはじめ、いつのまにか日暮れもだいぶ早くなりました。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもの。もう秋の入口ですね。

秋になると、過酷な戦いが始まります。
それは、植物の種子。
保育園の園庭や、散歩中の道端などに生えています。
種の形はトゲみたいなものや、ケバケバしたものです。動物の毛等に付着し、遠くまで拡散することが目的です。
子どもは雑草大好きですから、色んな種子を服に付けて帰ってきます。
我が家ではこれを「くっつき虫」と読んでいます。

種子の膨らみが大きくて、立体的な物は、目立つので気づきやすいです。
でも、平べったい種は見落としやすいです。
洗濯機では落ちにくく、仮に落ちてもタオルなどに付着するという二次被害を受けます。
ので、洗濯前の入念な確認が欠かせません。

プールに入っていた頃は、毎日何枚もタオルを使っていたので、それはそれで洗濯物が増えて大変でした。
でも、埃汚れや種など、洗濯前の準備はほとんど不要だったので、今思えば楽だった。
歴戦のツワモノで家事スキルマックスな方なら「言うほど負担ではないのに」と思われるかもしれませんが、
私はスーパーずぼら主婦ですので、この一手間がなかなか手こずります。
「子どもが元気に遊んだ証拠!」なんて、半ば無理矢理に自分を鼓舞しながら頑張っています。

いや、時間に余裕があれば微笑ましく感じることもあるのですけどね。
この種との戦いは、冬を過ぎて春先まで続くのです。
長い戦いの火蓋が切って落とされました。