バザー、参加しました。 | 紫苑の徒然日記

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育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

先週末は、保育園でバザーが開催されました。
職員や保護者がそれぞれ色んなお店を出し、時に売り子になり、時にお客になって盛り上げる、大きなイベントです。
売上金は園の運営費になります。ただでさえ超赤字園なうえに老朽化による建て替えを余儀なくされているので、バザーは大事な収入源。

入園してから、厳密には入園の前年(生後5ヶ月頃)から、保育園のバザーには参加しています。
でも、小さい頃は「お友だち」の認識がないので誰かと一緒に見て回ることもなかったし、「買い物」を理解していないので、バザーそのものが理解できていませんでした。
そのため、親の私が会場を一通り巡って、お客さんとして賑わいに華を添え終わると、会場にいる時間をもて余してしまっていました。

ところが、今年は違う!
まず、「友だち」が分かるので、色んな子と色んな場所を巡りました。
Aちゃんと一緒にゲームをして、Bちゃんと一緒に買い物をして、C君とDちゃんとおやつを食べて、といった具合。
顔ぶれはコロコロ変わるけど、娘も友だちも、思い思いに楽しんでいるのが表情で分かりました。
娘はもちろんお友だちも、普段、保育園では見ないちょっとオシャレ(例えば女の子のスカートとか)な格好をしていて、お祭り気分を盛り上げていました。

それから、このバザーで初めて、娘はお財布を自分で持ちました。
お店の人にお金を渡して、欲しいものを手に入れる。スーパーのレジなどで大人の真似をしたがるので、ちょっとやらせてみることはあります。
でも、自分の欲しいものを、自分のお財布から出したお金で買う、という体験は初めて。
おむすびまんのお財布(↓こんな感じの、おむすびまんのもの)を首からぶら下げた娘の、得意気な顔といったら!
子ども向けの雑貨のお店やゲームコーナー、あとはスイーツ(手作りのクッキーやゼリー)を買ってました。
ちょっと多いかなと思いつつ500円を入れておきました。
母はクラスの当番があり、途中からばあばと回ってもらいましたが、どうやら500円では足りず、ばあばにおねだりして遊んでいたようです(苦笑)
まぁ、母の近くにいたくて、自分のクラスのお店でたくさん買い物したりしていたので、それがなければ500円で収められたかな?
バザーを体験してから、お財布にお金を入れてほしいとねだるようになったので、これからは普段の生活でも買い物の経験を増やしてあげたい。
そして、来年か再来年には、もらった金額の範囲内で収まるように楽しむということを学んでもらいたいです。

去年までは大人がお付き合いで参加している感覚が否めませんでしたが、娘自身が楽しめていたことで、今年はとても楽しいバザーになりました。