これも内弁慶? | 紫苑の徒然日記

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育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

保育園では、クラスで3番目に誕生日が早い娘ですが、兄弟がいないので同じくらいの歳の子との関わりに慣れていません。
かたや、クラスの他の子達は兄姉がいる子ばかり。毎日兄弟に揉まれているので友だち同士の関わりに慣れています。

生来の性格もあるのでしょう。娘は割とのんびりおっとり。それに加えて家では自分に張り合う存在がいないので争い慣れていません。。
だから、毎日兄弟に揉まれ、主張しなければ自分を出せない弟妹ポジションのクラスメイトにどうしても押し負けてしまいます。
兄姉がいない子も少しはいますが、しっかり主張ができる性格の子ばかりなので、やはり娘は負けてしまいます。

まだまだ言葉以外のコミュニケーションが中心の年齢ですから、思いを通したい余りに相手を押してしまったり、ゴツンやペチンと手が出たり、中には噛みついてしまう子もいるようです。
娘はそういう主張の仕方はしません。
例えばオモチャで遊んでいる時に「今抵抗しないととられちゃうよ!」というタイミングで主張することができないので、取られてから泣くことしかできません。
それじゃ遅いんだよーと思いますが、母や父ではアピールの仕方を教えることはなかなか難しいのが実情です。

噛んだり叩いたりという自己主張が正しいとは思いません。
でも、お友だちとの関わりの中でしか学べない物もたくさんあると思うので、噛んだり叩いたりする子の親御さんから
「ウチの子がごめんなさいね」
と謝られますが
「抵抗できない娘も悪いですから。抵抗できるようになったら同じように叩いたりしてしまうかもしれませんからお互いさまですよ」
と伝えています。

新年度になってクラスメイトも教室も先生も変わりましたが、1ヶ月でだいぶ慣れたようです。
それでも、保育園は家とは違うので、どうしても外面というか「いいこ」でいようと頑張るようです。
「イヤイヤ」の報告はあまり聞かないのですが、自宅ではだいぶ自己主張のカタマリになってきました。
家でこそ素の自分が出せるというのは、それはそれですごく大事なことです。
ただ、あまりにも「家と保育園でだいぶ違うね?!」ということもあるので、こういうのを内弁慶というのかなぁ?と不思議に思うこともあります。
もっと、お友だち相手でもちゃんと意思表示できるようになってほしいなぁと、今後の成長に期待するこの頃です。