昨日、銀座の王子ホールで
ハルヤンネ氏(フィンランド響首席ソロトランペット奏者)のリサイタルがありました。
昨日はなんと、同じ日にフィンランド響がミューザ川崎で
ナカリャコフ氏を招いて、シベリウス第2番他・・・のコンサートをやってたんです。(笑)
乗り番は、大丈夫だったんでしょうか(笑)
そんな余計な心配はさておき、
すばらしかったです。ハルヤンネ氏。
色白です。
そして体がデカイ。
・・・あ!そんなことじゃなくって!!?
プログラムはピルスのソナタや、ボザ、トゥーリン、シベリウスの歌物などなど、
トランペットを吹いている人はよく知っている曲の数々を演奏されました。
ハルヤンネ氏はさすがオケ吹き。
パワーがすごい。でも力任せじゃない。
空気を刀でスパーッと切るような歯切れの良さ。
そしていきなり「p」になってもキレイにでる。
このカラーの差に驚かされました。
どうなってるんだ??あの口は?????
私は軽く歌っているときの音色の方が好みでした☆
すてき♪♪♪
ピアニストさんは女性の方で、ハルヤンネ氏の日本公演では常任のピアニストさんでした。
ピアノソロのショパンは素晴らしかった。
かっこいいなぁ。
ホールのせいか、ピアノの重さのせいか、
ハルヤンネ氏の音のパワーとは、ちょっとバランスが合わなかったような気もしましたが、
繊細な音楽のときにはマッチしていました。
先月、服部孝也氏のリサイタルで伴奏されていた有森さん、
かなり情熱的で、迫力のある方でしたが、
彼と合わせたら面白いことになりそうだな、と思いながら聴いていました。
ぜひコラボしてほしいな。
そんなわけで、昨日はフィンランドの夏の思い出と、かっこいい音に包まれて幸せでした。
また演奏会行きたいな♪