今日は完全なるオフ。
朝からカイロプラクティックとフェイシャルエステに癒された・・・
そしてメサイアの個人練習もはかどり、
夜はオペラシティにコンサートを聴きに行ってきました。
スクロバチェフスキ(83歳)指揮で
オケはザール・ブリュッケン放送交響楽団。
12月3日から12月8日まで、
ベートーベン交響曲全曲シリーズです。
今日は交響曲第6番『田園』&第7番。
オペラシティで働いている特権?で
招待券をいただきました。
ホールスタッフの仕事も数年やっているせいか
その仕事ぶりとかも気になるようになってきて、
座席はよくわかってるのに、あえて案内してもらいました(笑)
本当は遅れ客だとその対応がわかるんですけどね。
さすがに遅れたくない曲目だったから、しませんでしたけどね。
そして本番は、というと・・・
全体にサウンドが柔らかい。
よい!うまい!!すげー!!
田園の冒頭、
ッラー♭シレ ドー♭シラソードー ファソラー♭シラソー
からドキッとした。
ホールのせいなのか場所のせいなのか、オケの特徴なのかわからないけど
ベース群とビオラ群がとても濃厚でした。
弦がすごく繊細なアンサンブルをするので、
みんなでバリバリ弾いたときはスゴク迫力出ます!!
かっこよかった!
そして私が印象に残った楽器はクラとホルンとティンパニ。
クラリネットはビー玉のような音で
透き通っていてコロコロしていて、本当にきれいだった。
そのクラの人は、入ってきたときに誰かすぐわかった!!
以前、私がアフィニス音楽祭に参加したときのクラリネット奏者でした!
彼はホルンのアプ・コスターとよくつるんでいたので
記憶に残っていました。
うまいなぁ。
一緒に吹けたなんて、あの経験はよかったなぁ・・・
ホルンの二人もブラーヴィ!!
いい音してるし、確実で。
遠くまで投げかけるような音でした。
ティンパニは始終イケイケで、
真澄ちゃん(のだめのティンパニ奏者)もビックリだわよ!?!?
『田園』の落雷シーンは本当に劇的だったし、
『第7番』の3楽章のラッパのA音で伸ばすシーンは
ここぞとばかりにセンプレ・フォルティッシモで笑えた!!
でも案外かっこよかった!!弦も負けてなかったからね!!
私は個人的に『第7番』の方が演奏がおもしろかったと思いました!
なんせスクロバチェフスキは感覚で振っている!と思う。
しかも全部暗譜だったし!!
『第7番』の3楽章4楽章はめっちゃ早いし!パワー爽快!!
本当に83歳ですか?みたいな感じ。
かなり感覚で振っているところが多々あって、
そんなんじゃ出にくいよ!?って箇所が何度もあった(笑)
1楽章の冒頭・・・飛び出しそうな振り方だった!
こわいよぉ~(笑)
あれでまとまるから、みんな演奏しなれてるんだろうな。て思った!
トップ同士の連携(弦と管の間も)が本当に行き届いている。
指揮の??なところで、ばらつきそうになってもスッと集まる。
でも音楽の流れはおもしろかった!
束縛感がなくて、かけあいもそれぞれで会話してる雰囲気。
そんなスクロバチェフスキは来年から読響でも振るみたいです。
何やるのかな!?
久しぶりにオケ聴きに行ったけど、やっぱオケもいいなぁ。
来年6月に読響で、
マラ5と、女性トランペッターによるフンメル協奏曲のコンサートを発見。
これは行きたいぞ!!