12月25日のクリスマスの日が、息子の百箇日にあたりました。
三連休、そしてイブイブにイブにクリスマスと
世の中は浮かれムードなのに、違和感があったけれど
ブロ友さんに、
「仏さんはお供えしたものはすべて召し上がるそうですよ」
「今年もクリスマスのお料理を作って、アップしてください」と慰められ
気を取り直して、今年も少しだけれどクリスマスっぽいご飯を作りました。
今年のリース風サラダ
きゅうりやレタスやトマト…サラダ野菜が大好きな子でした。
ローストビーフ
これも大好きな一品
冷蔵庫に入れておくと、待ちきれなくてつまみ食いしちゃってました。
いつもはいっぱい食べられるように、大きなお肉で作ってたけれど
今年は小さいお肉にしたから
火の通し具合がよくわからなくて、少し焼きすぎちゃいました。
お父さんに「トシ好きだったから、あれも買ってきて」って言われて
大きな骨付きモモ肉のローストチキンも買ったけれど
材料も調味料も何使ってるかはっきりわかる手作りのものを
手間暇かかっても、みんなにはなるべく母の手作りご飯を食べさせたかったんだよ。
買った方が、見映えもいいし味もいいのかもしれないけれど
トシちゃんは母の手作りご飯の一番のファンで
いつも美味しそうに食べてくれてたね。
ありがとう♡
買ってきたローストチキンもあったけれど
鶏の唐揚げも揚げました
ちょっと焦げ感のあるところが母流だよね。
百箇日のお経のかわりに、トシちゃんが大好きだったクリスマスソングの讃美歌を流し
息子を偲びながらキッチンに立ちました。
在りし日のように、私のすぐ真横に立っていて
次々と揚げられていく唐揚げに、ヒョイと手が伸びるんじゃないかな~?
手を伸ばしてくれたらいいのに…
そんなことを思いながら。
百箇日は「卒哭忌(そっこくき)」(哭く(なく)ことを卒(しゅっ)する)とも言って
そろそろ泣くことを終える日という意味だそうですけれど
子を亡くした親には、泣くのを終える日などありません。
ただただ悲しいのです。
どんなに笑っていても、心の中は悲しみにあふれているのです。
幸せのイメージしかないクリスマスが
我が子の百箇日だなんて…
なんて苦しく辛いんだろう
そんな日でした。