昨日は天気もよくって、最高気温は33度でした
病院の帰りにお弁当を買って…
この頃煮詰まってしまった気持ちの気分転換
暑かったですけれど、昼食は屋外で食べることにしました。
先日、雨が降ったせいでしょうか?
芝生の緑がなお一層鮮やかに見えました。
芝生の広場は日陰がないから、カンカン照りで暑いなぁ
途中に東屋もあるけれど…
私の行き先は、まだ少し向こう
先客がいないといいなぁ~
ほらほら、あの大きな木の下が私の指定席。
もう少し歩きましょう。
ふぅ 到着!
こんな暑い日でも、
張り出した木の枝は、大きな日陰を作ってくれる。
ここは、オアシス…
川上から吹き渡る風が、心地良い~
熱い陽射しをさえぎって
射し込むのは、柔らかい木漏れ日だけ
ザワザワと風に揺れる木の葉の音が、ささくれた心をそっとさする。
いま、大樹の懐に抱かれ、
穏やかな、穏やかな時が流れる
まるで、母の御胸に抱かれ眠る、赤子のように…
静かにたたずむ、この古い大木は
はるか遠い昔を知っている。
この木の下で流した、悲しい涙を知っている。
張り裂けんほどの、悔しい思いを知っている。
それでも顔を上げて、木を見上げ、
再び歩き始めた人の後ろ姿を、
この木は何度見送ったことだろう…
そしてまた私も
この大樹の年輪の一部分に
記憶として残してもらえるのだろうか。