家の仕上げ部材で１番悩んだのがフローリング（床材）です
ご存じの事と思いますが、
我が家には粗相癖がある猫が６匹います
今の家に引っ越してきた時は、猫がいなかったので
床や壁材は「猫仕様」にはなっていません
毎日、２０～３０ヵ所のチッコテロ攻撃を受けて
現在我が家の床は大変な事になっています
上に貼っている化粧板が剥げ、
下地の合板がむき出しになって無残な状態になっています
モチロン
見つけたらすぐに薄めた中性洗剤で拭き取る様にしていますが・・
就寝中の長い時間、フローリングにチッコを放置していると
木がふやけてブヨブヨになります
シミになります
悲惨な状況のキッチン
では、新しい家の床材は何を使うか
そもそも床材にはどんな種類があるのでしょうか
・無垢材フローリング
天然木を切り取り加工した１枚板の事をいい、１枚１枚のパーツが
表情をもっています。
・複合フローリング
木材を加工した合板等をベースとし、表面に薄い木材やシートを
貼り重ねて複合した床
・クッションフロア
合成樹脂でできて表面が柔らかくクッション性・柔軟性があり、
大きなシート状である
・フロアタイル
塩ビタイルとも呼ばれ、合成樹脂でできている薄いタイル状の床材
どの部材を選んでも、メリット・デメリットはあります
例えば・・
「無垢材フローリング」は天然素材で足触りが良いけれど、
お値段が高め
「複合フローリング」は、比較的安価なのだが
合板を接着させているので衝撃に弱く剥がれ易い
この二つは、共通して「水」に弱いので
うちのチッコ隊の攻撃のダメージは大きいです
「クッションフロア」は、この中で一番安価で施工がし易い
また、柔らかくペットの足腰には優しく滑らない
しかし、柔らかい故に爪による傷が付き易い
重い家具を置くと凹みが出来る
「フロアタイル」は、１枚１枚貼り合わせるので交換が出来る
冬場は冷たくて硬い
この二つは、原料が塩化ビニールなので「水」に強い
主に水回り（台所・洗面所）に使われる事が多い
結局我が家は・・・
1Fと1.5階（スキップフロア上）は「フロアタイル」
2Fは「無垢材フローリング」に
決定しました
あれ
無垢材フローリングは水に弱いので、
チッコ隊防御には無理なのでは
後に詳しくお話しますが・・・
実は、間取は2Fに猫が行けない様になっています
なので・・・
憧れの
無垢材フローリング採用なのです
値段が高いので、予算少ない
我が家には本来、
手の出る品ではないのですが・・・
「天然木」を得意とする家造りの工務店さんは、
安く手配できるそうです
（ラッキー
）
正確に言えば・・・
「フロアタイル」とて
「水」（粗相）に完璧な程、
強い訳ではありません
目地（タイルの繋ぎ目）から
染みてしまい
下地を腐らせてしまう可能性があるそうです
（サンゲツに確認済み）
チッコ隊委員（クラリス）
悪口ネットに晒したワネ
床材だけではなく、壁紙や建具
・・etc
生き物と生活する以上、汚れ・傷・匂いは避けられない
よく、うちの猫の粗相癖について
「怒らないの」とか
「躾が出来てないんじゃない」とか
言われますが・・・
怒りますよ
イライラだってしますよ
躾が出来てない・・そうですね、そうかもしれません
私達は、猫が悪さ（粗相）をした時は、
現行犯を目撃した時のみ、その場で怒ります
就寝中やお出かけ時の時間が経ってしまって
誰が攻撃を仕掛けたのか判らない時には怒りません
（数が沢山なので、６匹確実に１回はやっていますが・・・）
ポポちゃん（ポアロ）
僕はチッコ隊ではありませんヨ
イライラ怒ってばかりだと・・・
「縁あって家族になったから、愛おしい猫達と楽しい時間や幸せを共有したい」が、嘘となり
自分の心の小ささに悲しくなりませんか
全て受け入れるつもりでお迎えしたのです
家って月日が経つとボロくなっていくものです
それを踏まえて・・・
チョッピリだけ、ストレスがなく
猫と暮らす方法は何？
・・そんな気持ちで「家造り」をやっています
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