高速に仕事を進める人がやっていること
こんばんは。イナミネです。
仕事の遅い人の特徴のひとつは、先を読まないということがあります。
ある作業をこなす。
そして立ち止まる。
たとえば、営業に行けといわれて、客先を訪問します。
訪問先で言われた「○○に関心があるんだけど」といわれます。
ここで、それに反応するかどうかの判断もあるのですが、まずはひとつのチャンスと考えます。
この状況でやるべきことは、先の筋書きを考えることです。
○○の情報を提供することで、客への次の訪問タイミングを得る。
次の訪問時には○○に関連した自社商品の提案をする。
そのときの説明パターンは、○○に関心のある人が喜びそうな提案とする。
といった感じです。
トラブルに合ったときもそうです。
客に納品したものが故障した。
まずは、先方へ行って状況を確認する。即座の応急処置を行う。
そのとき、客先を慮った会話をするよう心がける。
平行して上司への報告、対策プランを提案する。
といった内容ですね。
シナリオはパターン化され安いものです。
従来のシナリオではうまくいかないこともある。
それならば、その経験を生かしてシナリオのパターンを増やす。
場数ももちろんあります。
でも、シナリオをいくつ、どのくらいのスピードで作れるか、行動に移せるか。
それは意識すれば高められるスキルです。
仕事は先を読んで、対処を講じていくシナリオ力の勝負でもあります。