春はそこまで来ているはずなのに…
凍えるような毎日…

心も凍えてしまっている。

「痛みの発作」に捕らえられれば…
「私」は、もういない。
何も考えられず「麻薬」が効くのをじっと待つ。
もう、いい加減、ぐっすり眠りたい。


そんな鬱々とした気持ちを、友人の来訪が、吹きとばしてくれた。

つきたてのお餅みたいに、温かくてぷにぷにした手…
包み込むような、優しい笑顔…
隣に座っているだけで、癒される人…
私の「本」を読んで、泣いてくれた人…

高速を7時間も飛ばして、我が家まで来てくれたのに…
別れの時間は、あっという間にやって来る。

ありがとう!
本当に、ありがとう!


こんなステキな出会いは…
こんなステキな時間は…

お互いの人生の「いい事」も「悪い事」も、全てひっくるめて…
一つの「縁」


だから…

私は「病」も、きちんと受けとめよう!


さあ、今日も、これから「放射線治療」…
頑張ります!

「春」が必ず来るのを信じるように…
「痛み」がよくなり、再び、ちゃんと歩けるようになる日を信じて…





《お花頂きました》

ウフ、きれい!!

ちょうど先週「増刷が決まった」と、出版社から連絡があったばかり…

友人の応援をおかげです!
皆様の応援のおかげです! m(_ _ )m







チューリップピンク裕子