「末期癌」と宣告されてから…


自閉症の長男を含め、3人の子供達の「自立」

それしか望む事はなかった。


それは、もう…

母として本能的な、突き動かされるような思いで…

そのためなら、余命など縮まってもかまわないと思った。


昨年…

長女は、結婚し…

次男は、大学生となり、進むべき道を見つけた。


そして…

自閉症の長男だが…

焦りにも似た思いで「グループホーム」と思い込んできた。


が…

タイミングよく、希望にあったグループホームが空くとは限らないし…

他にも、様々な支援制度があるので、来週「計画相談」を受ける事になった。


「障害」に限らず「難病」「癌」

様々な支援制度は、実に複雑だ。


的確な判断をするためには…

まず、調べる。


2か月前には「成年後見人制度」のレクチャーに参加。

(これは、息子には必要ないかナ~)


どんな支援も、自ら調べて動かない限り、受けられない。


横浜市は、比較的、支援に恵まれている方ではないかと思う。

親亡き後の安心見守り制度もあるし、グループホームや作業所、障害者を受け入れる企業も多い。

市内のバス、市営地下鉄、モノレールは無料。

以前、区役所の担当者に確かめた所によれば…

経済面では…

「障害者年金」あるいは「生活保護」の範囲内で、みな生活できているという。


「末期癌」と一口に言っても、その余命は様々で…

焦る気持ちはあるけれど…

「何が息子にとってベストなのか…?」

たくさんの方々のアドバイスを頂いて、今一度、じっくりと考えて行きたい。




裕子