私は、親の意向で、カトリック系の小学校に入れられた。

特に悪い事でもしなければ…そのまま大学までエスカレーターだから、安心だったのだろう。


それ故に…

困った時には、十字をきるクセがつき…


さて…

自分の葬式を考えた時に…

お坊様…?神主様…?

どうも、ピンとこない…


だから、この4月、洗礼を受けて、カトリック教徒になった。

洗礼名はRaphaela Maria


洗礼名には、聖人の名を頂くが…

何で西洋の名前ばかりなのか…?

それは…日本の聖人の名が…

「助四郎」「鳥丸」「吉」…etc…別にいいんだけど~


しかし、私は…「だめクリ」だナ~

カトリック教徒にとって、何より大切な日曜日の「ミサ」をサボってばかり…


でも…日々、聖書の言葉に助けられる。


他人の言動に憤り「ぶっ殺してヤル!」(失礼)などと思う時…

「お前に人を裁く事ができるのか…?」

「お前だって…気づかないうちに、人を傷つけているかもしれないじゃないか?」


「この世で…富、名声、権力などに酔った者は、あの世では、一番下になる」

ウフ~ラッキー!だって、私、何もないモン!


末期癌となれば…当然、余命を考える。

「死の恐怖」「虚無感」「無力感」「健康な人への妬み」

灰色の感情が渦を巻く…


そんな時は素直に祈る…

「主よ、この小さき者を、あなたの思う通りに導いて下さい」


アーメン



星空Raphaela Maria 裕子