「自閉症」と言われても、ピンとこない人がほとんどだろうし…

そういった「障害者」の日常というものは、なおの事、ピンと来ないと思う。


18才、養護学校の高等部卒業からずっと…

息子は、いわゆる作業所と呼ばれている所に、通っている。


この作業所は、様々で…

地域、区分、作業内容…ホントいろいろ…


息子の通う作業所では…

通所者25名…職員さん6名+非常勤職員さん数名…


毎日200個弱のお弁当を作り、配達…

月~金 9:00~3:30まで

工賃(給料)は、月に2万円程


日々、楽しい??事は、いろいろ起こっているらしい…


「○○さん、アルミカップを並べてネ!」

○○さんは、ストップの合図がないと止まらない…アルミカップは、果てしなく、どこまでも続く…


「○○さん、一緒に配達に行った△△さんは?」

「△△さんはよく寝てたから…電車の中…起こしちゃカワイソウでしょ…?」


息子は、今の仕事が大好き!

同じような仲間がいるしネ…


幼い頃は、息子の将来が不安で仕方なかった…

私の病気もあり…今だって、それは変わらない…

でも…

「心配だ~心配だ~」

と…背後霊のような母が、いつもくっついていたってしょうがナイ…


「親と子の人生は別…」

たとえ「障害」があっても…

これまでも、何とかなってきたように、これからも、きっと、何とかなる!

「息子の笑顔」が、いつも、そう教えてくれる。



裕子合格