Lee
・・・って、文字を見るだけで、何故かアメリカ中部の乾いた土って感じがするのは私だけでしょうか
そこまでなくても、ジーンズ好きの人はアメリカを感じたりするんじゃないでしょうか
以前から、レプリカを始め、古着の修理をしますが、
なんか、風変わりな縫製をしています。
ジージャンのカフスの始末は単純に三つ折りで仕上げてあったり、(分厚くてミシンが走りません)
ネオバーのついたままジッパー仕様にしてあったり・・・
これには泣かされました。ネオバーが邪魔してまっすぐ走らずうまく噛み合いませんでした。
お客様には本当にご迷惑をおかけしました。縫製の場合、全てを縫い合わせてからのネオバーなので
うまくいきますが、ネオバーを外す訳にもいかず本当に往生しました。
そして、今回はこちら
昔のものは何故か後ろ身頃にだけオーバーロックがしてあり、織り込んだ前身頃を
地縫いをかけずにダブルステッチがかかっています。
そのようにしてくれるラッパが当時あったのでしょうね。(もしかしたら現在もあるかもしれませんが)
降り伏せ縫いという方法なのですが、
修理となると専用ミシンはないので、地縫いをかけることになります。
そうなると、リーバイスに使用されているやり方のほうが理にかなってるし、便利です。
このようなことを考えると、Leeのリーバイスに対するライバル心なんかも垣間見えます。
ワクワクしますね。
先にも申し上げましたが、専用ミシンがないので、地縫いを入れて
降り伏せ縫いで仕上げました。