ジーンズの裾直しです。
最近、ジーンズにも、いろいろな生地が使用されております。
1990年代から、デニムのウィークポイントである、
重たいゴワゴワの感覚から、
異素材のデニムが開発されるようになりました。
ブルーウェイがソフトジーンズとして、
一世風靡したレーヨンジーンズ
ライトオンスジーンズのブレイクから
独自のデニム04ジーンズが大ヒットしたボブソン。
そのほか、テンセルなどのジーンズがヒットしました。
1990年代は、1950年代のジーンズの色落ちの良さを再現したような
レプリカジーンズのヒットの裏側で、
このような、ソフトジーンズが流行しました。
最近では、
エドウィンのジャージーズなど、
カットソー素材のジーンズが出始めました。
ディーゼルなどは、スウェット素材のジーンズがあります。
当店は、ジーンズ専門修理店を謳っておりますが、
カットソーは全くミシンのセッティングは違いますし、
穴補修などは、はっきり言って、向きな直しとは言えません。
カットソーは編み物です。
デニムは織物です。
編み物の修理は全くわからないので、どういうのが適切なのかは
わかりませんが、
当店では、その旨、ご理解いただいた上で、通常のお直しをさせていただきます。
画像はスウェットの裾直しです。
やはり向きではありません。
本来のスウェットであれば、フラットシーミングのミシン出会ったりするので、
裾の三つ折りが画像のように露骨になりません。
ベルトループを作るようなカバーロックミシンなんかで仕上げれば
フラットに仕上がるのですけどねぇ・・・・
悩むところです・・・・