アローハ!ジーンズ修理 中目黒 のr a n t - r a v e . n e t
ラントンレーブ 店長のシュー★です。
先日修理依頼で本藍デニム(らしい)Gパンが来たので、
早速、本藍チェック
久しぶりに、研究的な事をやるのでわくわくなき分でした。

「・・・だから、何なの?」
と思われるかもしれませんが、
そのとおり!
だからどうというものでもありません。。
ただ、調べたかっただけです。
ラントンレーブ 店長のシュー★です。
先日修理依頼で本藍デニム(らしい)Gパンが来たので、
早速、本藍チェック

久しぶりに、研究的な事をやるのでわくわくなき分でした。


これが、本藍かもしれないデニム。
違いは、石油系染料の独特な光沢がないのです。
通常のものをインディゴブルーと呼ぶとすると、
本藍100%ないし、配合デニムは、
マットインディゴブルーとでも行ったら良いでしょうか。
さて、本藍100%か早速チェック
何度も挑戦したのですが、
やはり分かりづらいですね。
本藍で染める場合は、かせ染めという
染め方になります。
かせ染めというのは糸の中から徐々に染まって行きますから
糸の断面が、全てインディゴブルーになります。
画像では分かりづらいかもしれませんが、そのようになっています。
つまり、かせ染めで染められているのは事実なようです。
一方コチラはロープ染色。
Gパン大好きな方の中では、聴いた事もあるとは思いますが、
通常のデニムはロープ染色という染色法法で染められています。
ロープ染色は外から染まって行きますので、色糸の中心が
白くなります。これが、縦落ちする原因ですね。
さて、天然素材は通常、燃やしたら
最後には白い灰になります。
つまり、天然藍100%ならその糸を燃やしたとき
白い灰が残ります。
黒く残ったら石油系染料が入っている事になります。
結果は?????
残念ながら、だいぶ黒く残りました。
本藍デニムではなく、配合デニムでした。
因にコチラ、当店が「いいなぁ・・」と思った生地の
緯糸を燃やしたものです。染料が入っていないので、
比較にはなりませんが、白く残りました。
「・・・だから、何なの?」
と思われるかもしれませんが、
そのとおり!
だからどうというものでもありません。。
ただ、調べたかっただけです。