アローハ!中目黒r a n t - r a v e . n e t店長のシュー☆です。

寒くなりましたね。
冷え性の私はこの寒い店の冬は辛いです。怜
防寒考えなきゃ・・・

今日は股ぐらの修理です。

再三、此処でも取り上げていることなので、ご存じの方も多いと思いますが、当店は一度、一枚の布の状態にしてから作業に掛かります。

つまり、縫製糸を任意の処まで外してしまいます。


まずは、此方の画像を御覧下さい。

20071120Ab.JPG

チョット、フラッシュで見辛くなっちゃいましたが、
左側の修繕跡は右身頃まで入ってきています。

このままで修理をしますと、あて布の上にあて布をしなければいけません。
そのうち、またその隣が開いたら又あて布をして・・・・


そうやって、何重にもなってしまいます。
そして、そのあて布の隣はというと、元生地は相当傷んでいるはずです。穴の周りは徐々に薄くなってきていますので、通常より薄くなっていると思っておいた方が良いと思います。

そしてあて布は何重にもなる。

非常に重さの違いが出てきます。

そして直ぐ破けてしまうのです。

当店でお直しいただくからにはできるだけそう言うのは避けたいと思っています。

そして、Gパンを創ったことのある奴だからこそ出来る
縫製技術で、1日でも長く、直ったGパンと付き合っていただきたい。(ちょっと手前味噌入っちゃいました。)


ただ、当店のやり方の場合は古着などのオリジナルを大切になさる方には不向きかも知れませんよね。

オリジナルの糸を取っちゃうわけですから。

この件に関しては、他店さんがその状態でもやってくれるところもあると思いますので、ご自身でいろいろさがしてみて下さい。

(当店でのその依頼はお手伝いしかねますのでご了承下さい。)

Before

20071120Aa.JPG





After(前)

20071120Ba.JPG

After(後)
20071120Bb.JPG

本日のリペア代。

8,400圓也

今回少し料金面でもお問い合わせがあったので、ご説明申し上げたいと思います。

まず基本的に当店の穴補修は

『穴の大小に関わらず 1箇所1050圓』

です。

そして

穴が後ろポケットや内股のステッチから1cm以内まで入り込んでいるものに関しましては


『穴の大小に関わらず 1箇所2100圓』

です。

しかし、このルールですと、股の修理の場合軽く1万円を超えてしまいます。

今回の場合でも、本来の股の前身と当店の言い方で言えば


『キャンタマ』のところの左右に1箇所ずつ穴があります。

すると、トータルは

12600圓

になってしまいます。

そこで、股の補修に関しては

2100圓の4箇所(前後左右)以外はご請求申し上げないと言うことにしました。

なので

股の穴補修=8400圓になっているのです。

ご理解いただけましたでしょうか?
(これでもさーびすしているんですよぉ~鍊)

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