逢いたかったです。
今どんなに願ってももう叶わないけど…
いつもみたいに『鶴ちゃん元気してる~?』ってメールが欲しい。
一緒に大爆笑しながらラーメンが食べたい。
『今がやるべき時だよ!』って喝を入れて欲しい。
でももうどれもこれも叶わない夢になってしまいました。
大好きだった先輩が亡くなったと知ったのは旦那さんからの喪中ハガキでした。
毎年年賀状もやり取りしていたので旦那さんのお名前を見た時、先輩んち誰か亡くなっちゃったんだ…って。
でもいつも旦那さんの横にある先輩の名前がない。
旦那さんのお名前の横にはお子ちゃま達の名前…
『あれ?先輩の名前が抜けちゃってるじゃ~ん!』
その瞬間ハガキを良く見ると先輩の名前が…。
信じられない。
ただそれだけ。
有り得な過ぎて涙も出ませんでした。
だって太陽みたいにキラキラしていて、いつも元気にパワフルに生きて居た先輩だもん…。
でも何度ハガキを見直してもやっぱり間違いではなくて…次から次へと涙が溢れ出してきました。
今年中には会えると思ってた。
会いに行きたいって思ってた。
いつでも会えるって思ってた。
アタシが新人で就職した時に他の病院から移動してきた先輩。
経験豊富で、分からない事はとことん教えてくれた。
こんな事があった。
ある日先輩に教わってやった事が間違っていて、他の先輩に注意されて居た。
そしたら先輩はすぐに来て『あっ!すいませ~ん!鶴ちゃんに教えたのアタシだから鶴ちゃんは悪くないよ!ゴメンね。鶴ちゃん!』 って守ってくれた。
ホントは先輩だって上の人からそうやる様に伝達されていたからそう教えてくれただけなのに。
教えた事が間違っていて新人さんが注意されていても自分が怒られたくないからその場は見てみぬフリをして、後でこっそり謝る人も居たけど先輩はそんな事絶対しなかった。
NICUに重症の赤ちゃんが入院してきて1人夜勤が不安だと言ったら、先輩が自分の夜勤の時に全部を一緒にやらせてくれて分からない事や不安な事をとことん教えてくれた。
新人さんに教えながらやるより1人でやった方が断然早いのに。
『鶴ちゃんはちゃんと出来てるからそれで大丈夫だよ!』っていつも自信まで持たせてくれて…
今のアタシの新人さんへの対応は先輩が教えてくれた姿勢。
毎日勤務でいっぱい②になって居たアタシを食事や飲みに誘ってくれたり、気分転換にって先輩が所属していたバレーチームの練習に連れていってくれたり…
お嫁さんに行ってから距離は離れてしまったから中々会えなくなってしまったけれど、それでも節目節目にメールをくれたり帰省する時は連絡をくれた。
軽井沢ラブソングアウォードの時もご家族連れで応援に来てくれた。
書き切れない位の感謝の気持ちでいっぱい。
アタシ…してもらってばかりでまだ全然恩返し出来てないです。先輩帰ってきて下さい。
『アタシが居なくなる訳ないじゃん!』って…
先輩の嫁ぎ先にお線香をあげさせて頂きにお伺いしました。
涙が止まりませんでした。
先輩の大切なお子様二人はまだお母さんの死を理解できていない様で、お母さんの祭壇のまわりで無邪気に遊んで居ました。
それがまた何とも切なく、思わず二人を強く抱き締めました。
抱き締められるとお子様達は嬉しそうにアタシにしがみついてきました。
まだまだこれからお母さんが必要な時なのに…
この子達はいつその現実を知るのだろう…
参観日や運動会、音楽会にマラソン大会。
きっと先輩なら張り切って見に行ったはず。
運動会や遠足のお弁当、愛情たっぷりに作ったんだろうな…
今はハニカミ屋さんのお兄ちゃんだけどいつか反抗期がきて先輩の事、「オカン」とか「お袋」って呼ぶようになったのかな…
妹ちゃんは大きくなった時身体の変化に悩んだり戸惑ったり、そんな時お母さんに相談したいだろうな…
好きな人が出来たら恋のハナシだってしたいよね…
先輩もそんなハナシを嬉しそうに聞いたんだろうな…
二人を抱き締めながら色んな想いが頭を過りました。
こんなに人懐こいかわいい子ども達を遺して逝った先輩を想うと、本当に切なかった。
そして沢山の想いが行き着いた答えは先輩からもらった沢山の愛を先輩の宝物のこの子達にお返ししていきたい。という事。
先輩がいつもアタシを、まるで本当の妹の様に大切にしてくれたみたいに、アタシもこの子達を静かに見守っていきたい。
アタシが出来る恩返しはそれしかない。
そう思いました。
毎日会える。
いつでも会える。
それは当たり前なんかじゃなく、それこそが奇跡。
アタシが先輩の事をブログに書かせて頂いたのには沢山の想いがあって。
ホントはそんな事をブログで書くなんて…という迷いがかなりありました。。
何日も悩みました。。
でもアタシみたいに『またいつでも会える。』
…なんて思って居て永遠に会えなくなってしまう。
こんな悲しい想いをする人が1人でも減って欲しいから。
『そう言えば○○さん元気かな?』って気になる人は居ませんか?
忙しさに追われて、会っていない大事な人は居ませんか?
『メールしてみようかなぁ~?』なんて思っていたら相手からメールが来た!
…って結構ある話で自分が想って居る時は意外に相手も想って居てくれたりするんですよね。
このブログを読んでそういう人が思い浮かんだら、お手紙でも電話でもメールでもしてみて下さい。
そしてお互いが可能なら逢ってお顔を見て話せたらいいですね。
アタシは先輩の事が気になった時、『先輩忙しい人だからまたにしようかな…』って連絡を取らず…
そしたら夏頃、いつもの様に子育てやお仕事について元気の出るメールをくれて。全く変わり無い様子で…
でも旦那さんにお聞きしたらちょうどその頃は入退院を繰り返して一番大変だった時期だそうです。
治ると信じて居たから御家族以外には話さなかったみたい…。
そんな大変な中でもアタシを心配して下さって居たんですね…
今更後悔しても遅い事ばかり…。
だからお願いします。
生きている事が奇跡。
逢える事が奇跡。
話せる事が奇跡。
笑い合える事が奇跡。
アタシは先輩の死を通してまた沢山の学びを得ました。この想いは絶対無駄にしない。
先輩…今までアタシを本当の妹の様に可愛がって下さって本当にありがとうございました。
愛情たっぷりの先輩に出逢えたアタシは本当に幸せ者でした。
先輩…今まで走り続けた分、ゆっくりして下さいね。
御冥福をお祈り致します。




】ある人からの助言です












