私の一番古い友人Hさん。

北陸のとある街で小学校6年生〜中学2年までをともに過ごしました。

親友でありながら私は今回の病気のことを伝えていません。

 

年に数回連絡を取る程度ですが、今でも親友ではあると思っています。

が、彼女は精神疾患を患っていて、とても今の私の状況を言い出せないのです。

 

昨晩21時。

久しぶりに電話がかかってきて出ると明らかに息遣いが荒い。

「いまね、発作が起きているの。。。辛くて。。。」

 

ことの次第はこうです。

 

今日までのミスドのクーポン券が家にあり母とミスドに行くことになった。自分からクーポンの存在に気付き、母もじゃあ行こうか、と賛同してくれ行くことになった流れだったにも拘らず、実際に行くとなった時、19時を超えていたので寝る時間が遅くなるな、と時間への焦りから嫌な気持ちがあった。

さらに、犬を連れて行ったが、車で待ってもらう間、餌を渡しておこうと思った。母が餌をやろうとしたが、手を洗っていないのでやめてもらった。自分も手を洗えていないが、餌の恥をつまみながら犬に餌をやった。ただ、その後、犬にばい菌を与えてしまったという意識で気分がぐっと悪くなり、パニックに陥ってしまった。何とか家に帰り着いたが、母への憎悪が爆発しそうになっていて何とかそれを抑えて自分の部屋へ戻ってきたが発作が起きている状況、とのこと。

 

潔癖症に悩んでいたが拍車がかかり、眠る時間への焦りまで広がっている。

ちなみに彼女には子どもはおらず、夫はいるが昨日は実家で過ごしていたとのこと。

早く寝なければならないような予定が翌日あるわけでもなくいつも寝る時刻も12時ごろ。

私の常識からすると焦る理由は見当たらない。

 

ひとまず落ち着くまで彼女の話を聞く。

彼女は私に「犬は大丈夫だ」「母は悪くない」と言って欲しいようだと察する。

彼女の思考回路は私には到底理解しがたいので、察して欲しがっている言葉を与えることが何より大切。

 

そうしているうちに落ち着いてくる。

 

とても生きづらそうたが、そんな彼女につきあってくれる両親も夫もいる。

家族は日頃から、彼女に合わせ何度も手を洗い、外に出で戻るごとに服を着替えている。

神様はちゃんと準備してくれているのだと思う。

 

彼女自身、自分が病気だという認識はあるが、しっかり病状を相談せずに病院で漢方をもらいやり過ごしている模様。

私は素人ながらもっと薬に頼れば楽になるのではないかと思っているが、その街には病院がないと言っている。

その場で私が調べたところ、ちゃんと病院はある。そこに相談に行って見てはどうか。精神科以外にも心療内科、内科も扱っているので、人の目も気にしなくて良いのではないか?

と提案してみた。

 

彼女は落ち着くといつも私と過ごした時間がとても楽しかった。

あんな明るい自分に戻りたい、と言ってくれている。

その状況まで持って行ってから電話を切った。

 

電話の錯乱ぶりを夫に話したところ

「友達じゃないよ、それ。」

私の負担を懸念してか少し語気が強いと感じました。

 

そうか、友達じゃないのか。。。そう思うと少しさみしかったです。

 

しばらくしてやっぱり私は夫に言いました。

「やっぱり友達だと思う。」

続けては言えなかったけれど私は「彼女にショックを与えないためにも元気でいないと。」と思っていました。

 

色々な友達の形があって、お互いに与える影響は様々。

私は一方的にクッションの役目を担っているようで、彼女は私に元気の理由を一つ与えてくれていると思った夜でした。

 


10年以上前の彼女の結婚式