顕微授精ってなぁに? | NPO法人 umi ~卵子の老化を考える会~

はじめまして音譜
NPO法人umi-卵子の老化を考える会-のイチカワと申しますニコニコ


体外受精と言う言葉は、不妊治療のひとつの方法だと今では大体の人がご存じだと思います。 
が、顕微授精と言う言葉は、ある程度知識や情報に接していないと耳慣れない言葉かもしれません。
そこで今回は顕微授精について簡単に説明させていただきますビックリマーク


一般的には男性側が重症な不妊症だったり、通常の体外受精で受精しなかったりすると検討される治療法です。高齢出産にも適用が検討されます。


体外受精なら、女性の身体の中から採取した1個の卵子と、男性の5万個を超える数の精子を一緒にして自然に受精するのを待ちますラブラブ


それに対してこの顕微受精は「卵細胞質内精子注入法」といい、さらに一歩踏み込んだ方法で、1個の卵子に対して1個の精子を直接注入して受精するのを待つのです恋の矢
このように受精のお手伝いを行うのが顕微授精であって、それ以外の過程は通常の体外受精と全く同じなんですよ。


このやり方は、ICSI(イクシー)と呼ばれていて、今や顕微授精と言えば、このICSIを意味しています。
1992年にベルギーで妊娠例の報告をきっかけに広く行われるようになったそうです。
現在では世界で数万人を超える誕生ともいわれていますが

この時誕生した子は今年やっと20歳、まだまだ歴史は浅いんですねぇ目


顕微授精の技術は病院や医師による技術の差が関係してくるものですので、妊娠の成功率を高める目的でも顕微授精の高度な技術を持っている病院等で治療を行う必要があると思われます病院