S医療センターに転院し、すぐにカテーテル手術をして化学療法が始まった。
その頃、検査に出していた息子の白血病のタイプが徐々にわかってきた。
当初予想されていたタイプではなかった。
そのため、治験の対象外となった。
その頃、検査に出していた息子の白血病のタイプが徐々にわかってきた。
当初予想されていたタイプではなかった。
そのため、治験の対象外となった。
元いた大学病院に戻ってもいいと言われたが、何度も転院することは息子にとっても私達にとっても負担だったので、そのままS医療センターで治療を受けることに決めた。
息子は中間リスク群だった。
初回の化学療法で寛解導入できるかどうかが重要で、もし寛解導入できなかった場合は移植が必要になる、と言われた。
中間リスクというのは、ほぼ100%化学療法だけで完全寛解できる低リスク群でも、ほぼ100%移植が必要な高リスク群でもなく、、
息子は中間リスク群だった。
初回の化学療法で寛解導入できるかどうかが重要で、もし寛解導入できなかった場合は移植が必要になる、と言われた。
中間リスクというのは、ほぼ100%化学療法だけで完全寛解できる低リスク群でも、ほぼ100%移植が必要な高リスク群でもなく、、
要は抗がん剤が効くか、効かないか、やってみないとわからない、と言うことである。
2019/7/10〜20で1クール目の抗がん剤投与。
その後、骨髄抑制の期間があり、8/5ごろ血球が立ち上がってきた。
週末には外泊出来るかも、と言われ、CVカテーテルの消毒やヘパロックのやり方を教えてもらい、入院後初めてウキウキした気持ちで外泊の準備をした。
しかし、翌日の血液検査で末梢血に芽球(ガン細胞)が出てきた。
外泊は中止、すぐに骨髄検査をして、翌日から2クール目を開始することになった。
病気発覚時、骨髄中88%だった芽球は1クール目を終えて42%だった。
寛解導入(骨髄中5%以下)できなかったため、初発での造血幹細胞移植が必須となった。