私の妄想です
興味のない方はご注意を
夜中にこそっとお久しぶりです♡
まだ読んでくれる人いるかなぁ
「翔子さ~ん」
、、、、、、
「翔子さ~ん!」
、、、、おかしいな、、?
「翔子さん?」
おらんのか?
一緒に散歩に出掛けようと言っとったのに
「翔子さ、、、ん?
なんだ、、まだここにおったのか。」
二人で散歩をするのが嬉しくて、
そわそわ落ち着かないワシの気持ちを
知ってか知らずか、翔子さんはまだ
テレビの前に座っている。
「おい!返事くらいせんか」
「、、、、、」
「翔子さん、聞いとるんか?」
いつもはバタバタと慌ただしく動いてる
のに、今朝は珍しくテレビに釘付けの
翔子さん。ワシの声も聞こえんほど
何を見とるんだ?
「、、、あ、、おじぃちゃん、、」
「あ、、じゃないだろ。あの、、、
ほら、、今日は散歩に、、」
「、、、、はぁ、、」
翔子さんはやっとワシに気付いたかと思うと
またテレビを見ながら大きなため息を
つき、ガックリと肩を落とす。
「どうしたんだ?ため息なんかついて」
「どうしたもこうしたも、もう、、、
ショックで、、、」
「ショック?」
「これ、見てくださいよ」
テレビの音量を上げて、またため息をつく。
翔子さんが見てるのは朝のワイドショーと
言われる番組だ。
なになに?
元アイドルグループのリーダーが
一般女性と結婚、、、
「これが、どうしたんじゃ?
もういい歳なんだから結婚くらいするだろ?」
「、、、、、」
「これがショックなのか?」
「そうですよ!」
何を怒ってるんだ?
ワシとの散歩を蔑ろにするほど
ショックなのか?
「翔子さん、何がショックなんだ?」
「おじぃちゃん、聞いてくれます?
わたし、ずっと好きだったんです」
ずっとテレビを見たままの横顔。
今にも泣き出しそうじゃないか、、、。
そういえば、こいつが出てる番組を
楽しそうに見ていたな。
ワシはそんな翔子さんを見るのが
好きなんだけどな、、、
「好きといっても、そういう好きじゃないだろ?俗にいうファンというやつだろう?」
「、、、そうですけど、好きなんです!
ずっと好きだったのに、、、」
「結婚してほしくなかったということか?」
「、、、、そうじゃないんです」
「じゃあ、いいじゃないか。何をそんなに
落ち込むことがあるんじゃ」
「、、、おじぃちゃんにはわからないわよ。ほっといてください!」
プイッと背を向けて
機嫌を損ねる翔子さん。
ん?
見てくれ、聞いてくれと言うたのは
翔子さんだろう?
芸能人の結婚なんてどうでもいいだろう?
自分だって結婚してるくせに、、、
それに散歩はどうなった?
早く行きたいんだが、、、
「翔子さん、、、ワシにはよくわからんが、翔子さんも結婚してるんだから、、な、、?」
「、、、そういうことじゃないんです!」
こいつと結婚できるわけでもあるまいし、、
翔子さんには潤がいるだろう?
「潤もそこそこ男前だぞ?
こいつに負けてないぞ」
「、、、そういうことじゃないんですよ。
彼は別格なんです」
「潤では不満なのか?」
「そんなこと言ってません」
全く、、、女とは面倒な生き物だな
「潤のこと、好きだろ?」
「好きですよ」
「潤が一番なんだろ?」
「、、、そうですよ」
「潤と結婚して幸せか?」
「もちろん幸せですよ」
「、、、、、」
翔子さん、、、
ワシは翔子さんのことが好きなのに。
翔子さんは結婚しとる、、、
しかも潤と。
ああ、、、こういうことか。
翔子さんの複雑な女心、、、
分かるぞ、、、分かる。
理屈じゃないんだよな
「おじぃちゃん、、、」
「、、、、、、」
「おじぃちゃん?」
「、、、、、、、」
「おじぃちゃん!」
「は、、あぁ、、すまん」
「どうしたんですか?」
「いや、、、翔子さん、、」
自分で聞いときながら、潤が一番だと
言われて、胸が痛むなんて、、、。
「おじぃちゃんは何もわかってないんですね」
「何もわかってない?」
「そうですよ」
「どういうことだ?」
テレビを消して
やれやれと、ゆっくり立ち上がり
台所に向かう翔子さん。
流しに残っていた食器を洗う後ろ姿を
じっと見つめていた
「どうして潤くんと結婚したか
知ってます?」
ワシに背を向けたまま
質問がとんできた
「好きだから、、じゃないのか?」
「、、、うふふ、、」
「違うのか?」
「さぁ、、、どうでしょう」
え??
どういうことじゃ?
「さっき、潤のこと好きだと言っとっただろ?」
「言いましたよ。
潤くんのことも好きです」
「潤くんのことも?、、も?」
「うふふ、、、。
ところで、おじぃちゃん、、、私に
何か用があったんですか?」
そうだ、、そうだ、、、散歩じゃ。
翔子さんの『うふふ』は
ちょっと気になるが、散歩しながら
聞けばいいんじゃ
「散歩に、、、」
「あら?そうでした?
、、、まだ洗い物も洗濯物も干してないので、今日は無理です」
「、、、、そうか、、」
なんだと~!?
楽しみにしておったのに。
じじぃの気持ちを何だと思っとるんだ
くだらないワイドショーなんぞ
見てるから悪いんだろう
「怒ってます?」
「怒っとらんよ。ワシも散歩なんて
、、、」
「私と散歩なんてしたくなかったですか?」
「、、、そうとは言うとらん」
散歩したかったに決まってるだろ!
「うふふ。この埋め合わせは
ちゃんとしますから」
「埋め合わせ?」
「うふふ」
洗い物の手を止めて
ワシの方に振り返り、にっこり笑う。
埋め合わせ、、、
またまたそれも気になるが
翔子さんの笑顔と、ぷりんぷりんの
垂れたお尻を見てたら
心が満たされるわい
ちゃんちゃん👏
じぃちゃん元気で何よりですね
久々すぎて、こんな感じでした?
よくわからない話になっちゃいましたね
私の気持ちもちょっと絡めてみました
ではまた~👋
お話にいいねはいりませんよ✋